出版社内容情報
白の魔使いに追われるネイサンは、魔力を手にいれるも制御できない。なんとか愛する少女を助け出したが……究極のファンタジイ第二弾
白の魔使いに追われるネイサンは、魔力を得たがそれを制御できないでいた。なんとか愛する少女を助け出したものの、黒と白の魔使いの危険な闘いに巻き込まれて……。究極のファンタジイ第二弾！
内容説明
白の魔使い委員会は、イギリスだけでなくヨーロッパ中の黒の魔使いの抹殺を始めていた。彼らに反対を唱える白の魔使いを処刑までして…。委員会への復讐のため、またアナリーゼを助ける代償として、ネイサンは委員会との戦いに巻き込まれていく。そして、父親マーカスと再会することに―「ハーフ・バッド」シリーズ。
著者等紹介
グリーン，サリー［グリーン，サリー］ ［Ｇｒｅｅｎ，Ｓａｌｌｙ］
イングランド北西部在住の作家。さまざまな仕事を経験したのち、２０１０年に小説執筆、以降ずっと書き続けている。デビュー長篇『ハーフ・バッド』は、世界５１カ国語で出版が決定し、大きな話題となった
田辺千幸［タナベチユキ］
翻訳家。ロンドン大学社会心理学科卒業（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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星落秋風五丈原
22
ロミオとジュリエットのようなアナリーゼとの恋愛も描かれるが親友と思っていたガブリエルとの熱いキスシーンも登場。「いやいやいや、この小説ってBLに振りきれるの？」と大いに困惑。いや、ネイサンはワイルドだし、ガブリエルは黙っていても女性が寄ってくる美形だから、絡んでも絵的には美しいんですけどね。ある能力を持ったことに悩むネイサンに対して「君がどんな姿であっても僕は君を認める」と熱烈な思いをぶつけるガブリエルと、ネイサンが兄を殺したと聞いて動揺するアナリーゼ。ありのままの自分を受け入れてくれる相手を選ぶか。2016/04/16
肉嬢★
12
なかなか衝撃的な展開だった。戦争は人を不幸にするし人間の汚い部分も見える。人って月日と共に変わるんだなあ。さて…この物語は何処へ向かっていくのか？あ、途中途中に出てくるホモっぽい場面はちょっと受け付けなかったけどw2019/05/06
mayuri(Toli)
3
過酷な本でもなぜかわたしは大好きな本で、それはきっと、主人公のネイサンが痛々しいくらいまっすぐ純粋に生きている、その姿勢が好きなんだと思います。でもこの本のハイライトは、やっぱりネイサンの父親のマーカスの存在と、あとはネイサンを愛しているアナリーゼ（女）とガブリエル（男）の対照的な描かれ方の鮮やかさだな、と思います。 この本は題名の通り、野性的な魔法に満ちています。 魔法って、荒々しくて、制御できない魂の奔流、本能なのだと思うし、そういう意味ではこの本は、シリーズは間違いなくファンタジーだと思います。 2017/03/13
義経Ⅷ
3
最後の方は結構衝撃的な感じだった‼途中ＢＬに走ったり、純愛ものになったときは戸惑ったけれど同盟に参加してからはわくわくしながら読めた‼あんなラストを書かれたら次巻が待ち遠しくてしょうがない‼でもちょっと白と黒といよりは、宗教対立っぽい感じに見えてきた。2016/04/21
アト
2
続きを読みたい…けれど和訳本が出ていないみたいで困った。2023/03/13
