環境思想と人間学の革新

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  • サイズ B6判/ページ数 306p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784250207112
  • NDC分類 519
  • Cコード C3010

内容説明

“共生共同”の思想で環境・人間・社会の関係を組み替える。エコ・コミュニケーション論的視点から、近代的自然観・人間観を問いなおし、持続可能な社会の構築に向けた実践的理論を拓く。

目次

第1部 人間と自然をめぐって(生物学と哲学の対話;人間と自然の思想―近代と脱近代;心と身体をめぐって―エコ・コミュニケーション論的視点から)
第2部 日本の思想家にさぐる環境思想と人間観革新の可能性(日本的自然観と人間学再考―今西錦司の生物哲学と認識方法;日本エコロジズムの源流から学ぶ―安藤昌益・田中正造:自然破壊と民衆の生存破壊への抵抗思想)
第3部 共生共同の理念と持続可能社会の構築(共生理念と共同理念をめぐって;個人中心vs共同体中心―リベラリズム対コミュニタリアニズムにふれて;人間中心vs自然中心―人間‐自然共生と社会哲学的視点;共生型持続社会の構築のために)

著者等紹介

尾関周二[オゼキシュウジ]
1947年岐阜県生まれ。京都大学大学院博士課程哲学専攻修了。博士(社会学)。東京農工大学大学院農学府・共生持続社会学専攻・教授。専攻は環境哲学・コミュニケーション哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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