内容説明
考古学の光に照らされて遺跡・遺物が戦争を語りだす。戦争の記憶の風土が懸念されるなかで、戦跡考古学の先駆者が戦後60年に放つ、遺跡調査の成果とその可能性を示した論文集。
目次
序章 近代戦争遺跡研究のために
第1章 陸軍岩鼻火薬製造所の研究
第2章 陸軍特殊(毒ガス)演習場の研究
第3章 陸軍前橋飛行場の研究
第4章 戦時地下工場の研究―強制連行・強制労働との関連を中心に
第5章 関東軍国境築城の研究
著者等紹介
菊池実[キクチミノル]
1954年12月、群馬県生まれ。国学院大学大学院文学研究科博士課程前期(考古学)修了。財団法人群馬県埋蔵文化財調査事業団勤務。文化財保存全国協議会常任委員、戦争遺跡保存全国ネットワーク運営委員、中国東北烈士紀念館名誉研究員
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