内容説明
生活のなかで生まれ、形づくられる社会的慣習や人々の行動を、諸制度や言語など、さまざまな観点から分析する。アメリカ社会学の創始者の一人サムナーの代表作。
目次
1 フォークウェイズとモーレスの基礎的概念(フォークウェイズの定義と現われ方の起源;フォークウェイズは社会的な力である ほか)
2 モーレスの特性(モーレスは事実にもとづいている;南部(アメリカ)社会における黒人と白人 ほか)
3 生存競争(食物供給の方法と加工品;魚とり ほか)
4 労働・富(労働観;労働の古典的見解と中世的見解 ほか)
5 社会による選択(モーレスによる社会的選択;暗示という手段 ほか)
著者等紹介
青柳清孝[アオヤギキヨタカ]
1930年東京に生まれる。1954年東京都立大学人文学部卒業。国際基督教大学名誉教授
園田恭一[ソノダキョウイチ]
1932年東京に生まれる。1955年東京大学文学部社会学科卒業。新潟医療福祉大学教授、東京大学名誉教授
山本英治[ヤマモトエイジ]
1931年富山県に生まれる。1953年富山大学経済学部卒業。東京女子大学名誉教授
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