内容説明
脱植民地化、国民国家の形成過程をふまえ、経済発展を基礎にした1990年代以降の民主的政治体制への移行をとらえる。
目次
序章 20世紀東アジア史像の新構築
第1章 中華帝国の解体と近代的再編成への道
第2章 タイの「開国」と王権強化―イギリスとの関連において
第3章 両大戦間期東北アジアのナショナリズムと政治的凝集
第4章 冷戦体制下の東アジア―毛沢東統治下の中国を中心にして
第5章 20世紀における東南アジアの国家と社会
第6章 グローバル化時代東北アジアの政治運動
第7章 韓国における民主化と「政府党」―「与村野都」から「地域感情」へ
第8章 東アジア20世紀史のなかの日本―帝国・敗戦国・経済大国
著者等紹介
片山裕[カタヤマユタカ]
1949年生まれ。神戸大学大学院国際協力研究科教授
西村成雄[ニシムラシゲオ]
1944年生まれ。大阪外国語大学外国語学部教授
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