出版社内容情報
泣けるほどの仕事、したことありますか?みどりが小児病棟で担当した、拒食症の少女・樹里。拒食症の原因が、樹里の祖父が患った末期がんにまつわる家族の問題だと知ったみどりは、解決しようとがん治療の場に足を踏み入れるのだが……。インフルエンザ編も収録した、薬剤師たちの奮闘の記録、第3巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
46
【説得より納得】インフルに対し、病院では基本的にタミフルを処方する(2018年使用制限解除)。しかし、過去の子どもの転落死事故などの、負のイメージは未だ払拭できていない中、窓口でタミフルの処方に抵抗を持つ方が。説明しても、ネットの記事を鵜呑みに「タミフルは危ない」と。その応対に困惑する同僚に、葵が助け船。ただ、その葵の対応には文句が。「患者さんの不満に毎回応じてたらきりがない」と。それに対して葵は、「不安があるから不満が出てきちゃうわけで、それを頭ごなしに否定しても、相手を追い詰めるだけかもしれない」と。2022/08/01
kazitu
36
今回は、癌に関する話。結構、内容がきつかった。 後、インフルエンザは、酷い症状がなければ水分とって、家で寝て安静にしたほうがいいとのこと。わざわざ病院にいって、酷くなるようでは身も蓋もない。とのこと。薬の話は、勉強になる。☺2025/01/04
おず
17
タミフルは異常行動起こすっていうのが常識的立場にいるのは残念…。他の薬でも異常行動の可能性があるってのは知って欲しい!!そして、ネットの情報に流されず薬剤師の言葉をもっと聞いて欲しい…!! がんのテーマは泣けた…。がんは今は国民病と呼ばれるくらい患者さんも多いし、治療法も日々進化している!!他の病気もこういうふうに進歩して欲しいのにな…。なかなか開発進まない分野もあるのが事実でもある…。いつまで治療するかはその人の自由、その治療について考えるときの参考になる情報を手渡せるようになっていきたい!!2019/10/06
緋莢
16
(なんで…目の前にいる薬剤師の言葉より ネットの記事を鵜呑みにするんだよ…)第11話(この巻収録の1番最初の話)での、薬剤師の羽倉のイラ立ち。インフルエンザの流行で、患者が急増。タミフルを処方された患者の家族が 羽倉の言葉を聴かず、不安を訴えます。<インフルエンザ罹患時には薬の種類や服用の有無に関係なく異常行動が発言することが報告され>と、タミフルに関しては、自分も昔のイメージのままだったな~と(続く 2020/05/12
あゆみらい
15
すごくいい医療関係者たち。患者さんになにができるかを悩み抜く。今回は胃がん末期の患者さんと家族たち。葵さんみたいな薬剤師さんがいたらありがたいよね。2025/01/20
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