感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
彼方
7
2巻はバイト先での人間関係がメイン。今回の一番辛い一言、「25ならまだまだお若いですしなんとでもなる歳ですから」もう同い年になった自分からしても、今の歳は若くない…和泉に共感してしまう。P56の他人に優しいのは相手に嫌われたくないから、だから怒れないの下りもやはりネガティブ人間あるあるなのか…些細な言動を深読みしてショックをうけ、後輩に追い越され泣き…そんな絶望感に包まれていても優しい関係は確かにあって、綺麗に締められたストーリーでした。人間変わらなくても、一喜一憂しながら精一杯生きていくのみですよね…。2021/11/18
mrahhal (もはる)
5
変われない部分があっても、その部分が好きになる隅を除く脇道を見つけるかもしれない、ということです。素敵な理解を得た終盤でした。2020/03/24
ふぉーく書店 読めない人の本屋さん
4
変わりたくても変われないという今の現状を突きつけられ、何をがんばればいいか見失っている人にこそ読んでほしい。 光がさすようなラストには自然と涙が溢れ、読後は自分の変わらない部分が好きになれる素敵な漫画です。2019/06/06
かすみん
4
未来に目を向けていくと、どんどん落ちていく。 ほんの少しだけ、超えていけたのかな。2019/05/26
辺野錠
3
二巻目は予告であった和泉さんの過去が掘り下げられる以外にも店長の背景について掘り下げられるのが意外であった。職場で仲良くなった同僚との別れをきっかけに更に深く悩みに沈むがその別れの先にほのかな希望を描くのが美しいと思った。ラストシーンでエンディングテーマとして電気グルーヴの「N.O.」が頭の中で流れた。2019/07/10