出版社内容情報
累計発行部数120万部突破の大人気シリーズ最終巻です。原発問題に対する過激な論調のマスコミ・政府と闘う主人公を描きます。
売り上げが低迷する東北の農産物を商店街でアピールさせてほしいという依頼が九音のもとへ。九音は日本人がもつ“ある特定の意識”が原因だと気づく。消費者の安心と生産者の幸福という両立しないゴールの深みに悩む九音。それでも自分が目指す「感動する仕事」を届けるために心理学以外の力で周りの理解を得ていく。しかしイベントが迫ったある日、週刊誌に「東北の農産物は危険だ!」という記事が掲載され…!?プラチナ級の感動が詰まった最終巻!!
【著者紹介】
「週刊コミックバンチ」にて約6年の長期連載となる「コンシェルジュ」を執筆。その後、月刊コミックゼノンにて「コンシェルジュプラチナム」、月刊コミック@バンチにて隔月掲載「最後のレストラン」を連載中。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さいたまのたぬき
12
このシリーズはコミュニケーションの技法や 心理読みの基本がたくさん出てきて、 下手なビジネス書より簡単で役に立つ印象です。 しかしながら心を読んだりということは あくまでも技術であって 人と人との付き合いは それだけではないというところにまで踏み込んでいるのが 好感が持てる。 人の心がわかってしまうがゆえに 悩み、成長していく九音くんの成長の様子も 読んでいてつい応援したくなってしまいます。2014/12/02
tak
8
余計なお世話、ではないね。信頼を得て、打開して行く様は頼もしいな。2014/11/22
けい
7
ついに完結。でも続くんだね〜。2015/01/04
夜也
6
あっという間に最終巻。前作が長かったからか、余計に早く感じました。今回は身近な事や、タイムリーな題材が多いように感じました。人は必要とされることにより自分の居場所を得る生き物。安定の幽霊ネタ。完全・絶対・完璧なものなどこの世には存在しない。よく人は言葉にしてしまうが、それは人が無意識に安心の拠り所にしているからではないだろうか。プラチナは終わってしまいましたが、次回作が決まっているので楽しみです。2014/11/25
政影
6
早く主任と結婚して差し上げろ。2014/11/24