出版社内容情報
主のラウルを頼りにディナンへと辿り着いたアンドレと紋章官のトマ。偶然再会を果たした刺客の男、獅子親王の庶子フィリップと取引をして、アンドレの父親の仇の正体が遂に判明するのだが…、仇を追う算段をしている中でトマを気遣ったアンドレの行動により二人は離れ離れになってしまう。置き去りにされたことにショックを受けるトマは立ち直れるのか?更なる真実も判明して二人の運命は意外な方向へと動きだす!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りー
17
13世紀のフランス、ブルターニュ地方のお話。13世紀のフランスって、カペー朝?主人公は紋章官の青年。紋章官って、初めて知りましたが、なーるほど、そりゃまぁ、必要な職業だなぁと納得。それにしても、やっぱりライオンの印って多すぎるのね😅。それに位置や色の組み合わせがあるとなると、普通の記憶力の人じゃぁ覚えられないよね…。とりあえず装束を見ているだけでも楽しいので読み続けてみようと思います。https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%8B%E7%AB%A0%E5%AE%982024/05/19
ぽへぽへ
2
Kindle Unlimited。アンドレの父の血筋の高貴さが理由か?多分辺境に土地を与えられ隠遁させられてたんだろうけど、後継問題なりであらためて危険な存在になってしまったのか?2024/04/21
柳井
1
怪しさ満点なフィリップの提案からまた更なる展開、新たな街へ。冴え渡る紋章官ぶりで名推理もしているんですが、しかしそのトマくんにも隠された部分がありそうですごく気になる。新しい人と騒動はどんな風に繋がってくのかも気になるところでお預けとなりました。中世史勉強し直したら多少先が分かるかしら。今巻はジェルヴェーズ様がめちゃ好きになりました。大胆で自由な女主人たのしい(笑)トマくんにとってとても良い職場なんだなと感じられました。2024/02/22
ネタバレ:トキメキのあまり展開してしまう存在しない記憶たち
0
キャラも良くてお話も面白い! あまりに歴史感弱いんで、トマが解説厨なのありがてぇ2024/05/08