出版社内容情報
19世紀ロンドンの墓場のような骨董店で繰り広げられる…ゴシックファンタジー超大作!!!
黒釜ナオ[クロガマナオ]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふかborn
7
やっと作中のシスカとかヴルコラクとかのカタカナ言葉の意味にも慣れてきた第2巻…正直、我を通す無知っぷりが目に余るナンシーや、無邪気なのに子供が多いリラ(これ笑うところ)には時々イラッとさせられるんだけど、この作品には必要な因子なので、そこら辺を含めても面白いのだと思います。あ~しかし、この作家さんのクリーチャーデザインが楽しくて仕方がない。浮浪児のダニエルの中途半端に残っている手の指とか、ベルタちゃんの顔がバカッと開いたり手が四本なのも気持ち悪くて良い。何しろバートリ伯爵夫人の性格が素敵すぎてたまらんわ。2017/01/30
ねね
7
敵役のバートリさんとベルタがなかなかお気に入り。戦闘パートと日常パートの落差が、メリハリがあって良いです。嘘で塗り固めたような「上の店」でも、繰り返す毎日に本当が宿ると信じるナンシーの願いが、どうか叶いますように。怒ったり、不安になったり、リラの表情がブレイロックと2人きりの時よりも人間らしくなって来ているように感じる。彼女に絆されて品物買っちゃう紳士、好きなんですよう(^^)巻末設定漫画も興味深かったです。2016/12/17
北白川にゃんこ
3
圧倒的画力で何かバトル!2024/07/12
紫雲寺 篝
2
ブレイロック骨董店の秘密を知ってしまったナンシーは、そこでリリスへの案内をする事になる。一方伯爵夫人なるヴルコラクも現れ……!?シスカ、不死の生物でありリリスの子。ヴルコラク、シスカの血を吸い長命を得るもの。という構図がやっとわかった巻。作画が凄く好きだ。そして話も面白くなりそうな気配がする。しかしもう少し足りない感じがするなぁ。デザインや設定は好きだけれど、語り口がいけないのかも知れない。何にしろ、ブレイロックとエルジェベトの出会いは楽しみだ。2016/12/18
蝉、ミーン ミーン 眠ス
2
リラと過ごす時間も空間も守れないフラグがわかり易すぎるくらいに立っているけど、ここまであからさまだと逆に3人で暮らすエンドあるのか。2016/12/14