リュウコミックス バタフライ・ストレージ 〈０１〉

安堂維子里

徳間書店（2016/11発売）

• サイズ コミック判／ページ数 191p
• 商品コード 9784199505379
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

人は死ぬと魂が蝶になる。妹の蝶を探す百士とそれぞれの理由で蝶を管理する組織・死局で戦うチームを描く近未来ＳＦアクション！人は死ぬと、その「魂」が「蝶」の形になって身体から抜け出る。蝶が飛び立ったあと肉体はすぐに朽ち果ててしまう。蝶を管理する国家機関「死局」に勤める小野百士は、14年前、飛行機事故で家族を失った。百士が覚えているのは、何者かが千里の蝶を奪い去り、今もまだ見つかっていない。妹の蝶の手がかりを探るため、百士は死局での道を選んだ。果たして、千里の蝶の行方とは…。蝶＝魂をめぐる近未来SFアクション！

安堂維子里［アンドウイコリ］
第1回龍神賞受賞後、精力的に短編を発表し『世界の合言葉は水』『妖精消失』を刊行。女性らしい叙情的な筆致で日常に潜むSFを丁寧に描く。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[RE：PIRO]

アニメのサイコパスや漫画の攻殻機動隊と同ジャンルの近未来作品。攻殻機動隊よりもライトな感じだが、世界観等よくつくりこまれてると思う。ひとから抜け出るのが魂の代わりに蝶で、その蝶の寿命が49日という設定もいい。売れたら将来シリアスな感じでアニメ化されそうな作品。

2016/11/16

[北白川にゃんこ]

斬新なサイバーアクションである。レトロフューチャー感もある。

2022/06/19

[みゃん]

面白かった

2019/06/25

[コリエル]

人が死ぬとその情報が蝶になって肉体を離れる世界。その蝶は情報的価値や美術的価値から横流しされるおそれがあり、それを防ぎ蝶を保全するのが主人公・小野の所属する死局。小野は、奪われた妹の蝶を取り戻すために死局に所属しており、首尾良く仇を見つけるが…という話。荒削りな作品だがもう少し読んでみようかな。

2018/02/08

[もここ]

特蝶から。オススメ頂いて読んだけど、面白かった。世界観も特蝶から好きなんだけど、今回の捜査メンバーのキャラも面白い。主人公好きだなー。

2019/06/24