出版社内容情報
散歩が日課の老紳士…今日はどんな女性と出会うのでしょう……
謎多き老紳士「瀧鷹之介」さんは毎日“散歩”を欠かさない。そこで出会うもの…季節の花々、心に響く風景、街に暮らす人々の優しさ、そして…美しい女性たち――。雨宿りの軒先で。猫の集まる団地で。のどかなランチタイムのテーブルで。鷹之介さんと、それぞれに魅力的な女性たちの物語が紡がれていく――…。8年間連載された『木造迷宮』に続くアサミ・マートの新作。老紳士になったつもりで、ゆったり“散歩時間”を楽しんでいただけたら幸いです！
【著者紹介】
昭和46年生まれ。東京都出身。性別：男。ゲーム会社勤務を経て、2001年にデビュー。代表作『木造迷宮』は「COMICリュウ」2006年創刊号より連載開始。第12回文化庁メディア芸術祭＜審査委員会推薦作品＞に選出されるなど各方面で好評を博す。コミックス全12巻（＋「別館」全1巻）好評発売中。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
年中古本派・文花
13
「お慕い申しております。鷹之介様」そんな、女性たちによる、ショートコミック。一見、明治時代のような時代錯誤感。しかし、それが作風に合っており、決して「いやらしさ」を感じさせない。前作「木造迷宮」も読んでみたいです。2015/10/23
雪見だいふく
3
著者の木造迷宮シリーズが好きだったので、書店で見かけて思わず購入。ただ、内容についてはなんとも……まだ1巻目なので、話が進めば感じ方変わるのかもしれませんが。2015/11/16
monkey
3
絵が上手いのに、壊滅的に話づくりのセンスがないマートさんのダメさが際立った駄作。原作付きでもダメだったしもうストーリーに関しては諦めて雰囲気を楽しむしかないのかな～2015/11/15
かわかみ
2
企業のトップだったのに若手女性を抜擢し後釜に据えて自分は潔く引退したらしい老紳士が趣味の散歩を楽しむマンガの短編集。雨宿りで一緒になった女性、元部下など、この老紳士は散歩するだけなのに何故か自分より若いオトナの女性にモテる。しかも人生を達観しているのか、女性たちに対して優しく紳士的に接するだけである。家族構成などは本巻では謎になっている。作者は男性で趣味が散歩ということだから、こういう風に歳を取れたらいいな、という願望かな。たしかに爺さんになったら女性は茶飲み友達で十分だし、複数いるにこしたことはない。2025/06/12
きのと
2
相変わらず過ぎるｗｗ結構独特だよなぁ2017/07/27
