出版社内容情報
星雲賞候補にあがった著者が贈る王道SFコミック!
「鏡の門」というビジョンを媒介にして、自分の想像したものをなんでも一つだけ現実にしてしまうことができる能力を持つ少女が、捕らわれていた研究所から逃げ出した。追っ手から逃げる少女が出会った人物は――『ぼくらのよあけ』で2012星雲賞候補になったSFコミックの旗手。また2013年12月に第17回メディア芸術祭新人賞を受賞。その作品の評価はますます高まっている。
【著者紹介】
千葉県船橋市出身。2005年「トラベラー」にて「アフタヌーン四季賞」四季大賞を受賞しデビュー。2008年『月刊アフタヌーン』(講談社)において『ハックス!』を連載。2012年『ぼくらのよあけ』が2012星雲賞候補に選出される。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あん
40
2巻までと全く異なった展開になってしまって、頭の整理がつきません(-_-;) 研究所も跡形もなく失くなっちゃってるし。。。 新たな章に突入と思えばいいんでしょうか(・・; 誰か教えてくださいm(_ _)m2014/07/16
まろんぱぱ♪
38
「これがすこし後、親友になる三人の出会いです」で締めくくられます。話のターンが変わる。紗名が、他人を思いやれる素直な良い子になっている。もしゃもしゃに戸惑う紗名、人間らしく芽生えた感情かな?三人が親友になることを、じっくり読んでいこうじゃないか!あ、4月からアニメ化なんですね、ちょっと楽しみ2017/03/16
oldman獺祭魚翁
23
研究所も閉鎖され、一旦落ち着いた世界は新たな能力者の登場で、お話は新たな展開へと進む。2016/12/11
T.Y.
13
ちょっと時間が流れ、紗名が蔵六の家に住んで半年。平和に暮らしていた彼女は、第1話で登場したあの双子と再会する。他方で「アリスの夢」として覚醒して他者を支配できるようになってしまい、自分は魔女になったと恐れる少女が登場。少女の成長と、子供の成長のために求められる大人像という物語の軸は変わらず。今回は紗名が件の少女と出会ったところまでで、初の話途中での引き。紗名、「友達」という新たな段階へ踏み出す、か。2014/10/30
星野流人
12
1・2巻とはまた雰囲気が違ったストーリーになってきました。ようやく蔵六の元で落ち着き、日常に暮らすこととなった紗名。しかしてすぐさま新たなトラブルが彼女達の日常に襲いかかります。 ひとまず表紙のあさひ・よながの過去編及び紗名との和解にはほっこり。というか平和な時ならこのへっぽこ姉妹はずっと見ていたいような平和っぷりを見せつけてくれますね。新章は、町中全ての人から想像力を奪う魔法を持つ少女の物語。今のところ蔵六は動けていないけど、はてさてどうなるものかしら? 7/10点2015/04/19
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