出版社内容情報
萌え的にもSF的にも見逃せない注目作。【ケンタウロスマンガ】ブーム、本当に来てます!サイン会、著者訪問も大歓迎!
【姫】こと君原姫乃はケンタウロスの形態をした女子高生。竜人、角人、翼人…それぞれの形態をしたクラスメイトたちと一緒にごく普通の高校生活を送っている。【人外マンガ】【ケンタウロスマンガ】ブームを牽引する話題作、早くも7巻が登場。萌えポイントを華麗に抑えつつ、形態の違いからくる差別を規制するため過剰に平等を強要されるこの社会の秘密も…徐々に明かされていきます…。【ケンタウロスマンガ】ブーム、本当にきてます!!
【著者紹介】
第8回龍神賞【銀龍賞】を『セントールの悩み』で受賞。同作品が「COMICリュウ」2011年2月号に掲載されてデビュー。現在も続く大人気連載となる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nadaha
4
ケモ萌えファンシーの皮を被りつつナチュラルな狂気を放っていることで僕の中で話題になっている作品だが、今回は番外編の宇宙人編をはじめ、いろいろとキテるシーンが多くてやられた。エセ宗教の教主みたいなことをしながら家計を支え、芸術家の親父に手痛い一言を浴びせる委員長やネイティブに立ち退きさせてレジャーランド建設をもくろむ役人。もちろん人間なら珍しくもないテーマなのだけど、このモチーフでこれをやるのがこの作品から滲み出す狂気だよなぁ。怖い。作者が何を考えてこれをやってるのかわからんけど怖いし面白い。2014/10/20
sibasiba
3
見開きで委員長がお父さんにスッと意見する絵がすごく良い。前の巻で与太話、都市伝説的な話が実は的な流れが結構あるな。2020/03/28
かづ
3
なんでもあり感がどんどん加速していく、良い。しかも広く深く… 委員長家の事情とか正にという感じだけど、事件が唐突に起こってそれを淡々と描くシムピープルぽさ好き。2014/04/07
蝉、ミーン ミーン 眠ス
2
這いよるもの型巨大ロボットの製作に続いて人虎の復活。南極人の暗躍と謎の宇宙人の登場。そんな世界のきな臭い裏の面と暖かさと可愛らしさにあふれている学園生活の表の面がいつか交わる日が来てしまうのだろうか。2014/03/16
小祝
2
羌子のやり手っぷりと、希と章の絡みが良かった! 中国の地方行政の腐敗やらM社のGMOやら実在の問題が出てきたかと思いきや、一筋縄で終わらない。日常パートも可愛さは折り紙つきなんだけど、垣間見える各家庭の事情とか、これまた単純には行かない。ほんと面白い。2014/03/15
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- 和書
- 新編現代の君主