出版社内容情報
小学低中学年から楽しめる、オールカラーイラストでさくさく読める「日本名作」シリーズ第10弾! ゆかいな二人組、弥次さんと北さんは、お伊勢を目指して東海道中を旅歩くことに。しかし、道中色々なハプニングが! ふたりは無事に、たどりつくのか?!
内容説明
ゆかいな二人組み、弥次さんと北さんは、お伊勢参りをするため、江戸から東海道を歩いて旅することに。しかし、そのとちゅうで、色々なさわぎが起こります。はてさて、二人は伊勢に、たどりつくことはできるのでしょうか。カラーイラストがいっぱい。ひとめでわかる、お話図解つき。
著者等紹介
越水利江子[コシミズリエコ]
作家。元東北芸術工科大学客員教授。日本ペンクラブ、日本児童文芸家協会所属。『風のラヴソング』で芸術選奨新人賞、日本児童文学者協会新人賞、『あした、出会った少年』で日本児童文芸家協会賞を受賞
丸谷朋弘[マルタニトモヒロ]
「きんにく」名義でイラストレーターとして活動。児童向け書籍や、ソーシャルゲームのイラストなどの制作を手がける
加藤康子[カトウヤスコ]
愛知県生まれ。東京学芸大学大学院(国語教育・古典文学専攻)修士課程修了。中学・高校の国語教員を経て、梅花女子大学で教員として近代以前の日本児童文学などを担当。その後、東海大学などで、日本近世文学を中心に授業を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あおい
14
江戸の日本橋から東海道を歩いてお伊勢参りの旅に出た弥次・北コンビ。スッポン騒動や五右衛門風呂で灰かぶりなど二人の旅はハプニングだらけ。2018/02/06
kaorin
9
小5の娘用。塾の社会で習ったので、読んでみた。弥次さん喜多さんのお伊勢参りの珍道中。当時は大人だけでなく、子供も勝手に家出をして、見知らぬ大人達にめぐんでもらいながらお伊勢参りをしていた事を初めて知った。「ぬけ参り」というらしい。ぬけ参りの者にめぐんでやるとご利益があるとか。道中、騙したり、時には騙されたりもしながらも、人情味あふれる江戸の風情が感じられる。2019/12/14
雨巫女。@新潮部
6
《私-図書館》弥次さんと北さんと一緒に旅すれば、笑いすぎでシワ増えそうですね。2018/06/30
ぷるぷる
4
子どもの本。そう言えば名前は有名だけど読んだことないなぁと思って読んでみる。なるほど楽しいです。弥次と北の珍道中は確かに映画やTVドラマで今でもよく見かける気がします。その意味でも古典。当時こんな楽しい話をだしたらさぞや人気も出たでしょうと想像します。現代の人が読んで面白いか?というと微妙かも。私は川渡るあたりの話が好き。本当はもっと艶っぽい話もあるのでしょうが、そこは子ども向きってことで。2018/02/11
二条ママ
3
長女小4。図書館本。独り読み。中膝栗毛の意味を説明してくれた。2021/02/16