リュウコミックス<br> ぼくらのへんたい 〈5〉

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リュウコミックス
ぼくらのへんたい 〈5〉

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  • サイズ コミック判/ページ数 157p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784199503825
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

出版社内容情報

男の娘×男の娘×男の娘…中学生女装男子3人の危険な三角関係!思春期のハートを抱えたすべての皆様に贈る性別を超えた愛の物語

主人公は女装癖のある3人の中学生男子。純粋に女の子になりたい、まりか=青木裕太。死んだ姉の身代わりとして母親を慰めるために女装する、ユイ=木島亮介。幼少期のトラウマから男に求められるままに身体を許す、パロウ=田村修。3人は互いの抱える事情を知り、恋愛感情を意識するようになるが、しかしそれはすべて一方通行の片想い。男の娘3人の切ないトライアングルが形成されてしまう。5巻では互いへの想いが沸点に達してドラマは佳境へと!

【著者紹介】
1982年8月18日生まれ。しし座O型。2006年、4コママンガ『ふんだりけったり』で第11回「Kiss」ショートマンガ大賞・佳作を受賞してデビュー。「COMICリュウ」2011年3月号掲載『女の穴』でストーリーマンガデビュー。2011年9月に刊行された処女コミックス『女の穴』(徳間書店)は各方面で大反響を呼んだ。「COMICリュウ」2012年5月号より『ぼくらのへんたい』連載開始。現在も好評連載中。他のコミックスに『さきくさの咲く頃』(太田出版)『そらいろのカニ』(幻冬舎コミックス)『めめんと森』(祥伝社・2013年12月発売予定)がある。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

84
わぁ、ドロドロになってまいりました。でもこの段階でそれぞれに必要なドロドロだよね。傍から見た表面は同じ女装に見えても三種三様、女装の理由も指向も想いもそれぞれ。なかなか深いところを描いてるんだけど、万人には伝わりにくい部分かもしれない。今回は、女の子になりたいと切に願う一方で女の子の醜い部分を嫌悪しているまりかこと青木君の裏腹な気持ちが、この作品の一番の要に思えた。そこからどう乗り越えるか、またパロウとまりかの大きな差が今後どう変化するか見守っていきたい。が、個人的には母親が絡んでいる亮介が一番心配。2014/03/31

友和

13
まりかとユイとパロウの三角関係。パロウのダークサイドで三人とも傷つくのが切ない。2015/02/26

椿

7
はっちの小学生時代は、男の子みたいだったんだなぁ。まりか、パロウ、ユイは三角関係に。あかねの明るさに救われるよ〜。2016/02/15

ナコち

7
ジェンダーとセクシャル。様々な「性」を今回も巧みな筆致で描写する。ニンフォマニアは作られたものだった。パロウの過去が浮き彫りになるに連れ、其々の欲求が明確になる。はっちの行動は、ある種当然で、放浪息子のあんなちゃんが稀有である。それが間違っているとは言わない。ただやっぱり自分が傷付きたくないから。好きなりょーちんの言葉も姿も見えてこない。まりかの抱える女性への憧憬と憎悪は、合一。切り離せるものではない。清濁飲み込んで、成長する時こそ、蛹が蝶になる変態だと信じたい。2014/03/03

あさひ

5
思春期の潔癖な思考回路だと、嫉妬もちょっとした意地悪も性欲も、みんな汚らわしい行為だと極論になってしまいがち。面倒臭いお年頃です。マリカの悩みは正常な成長期の痛みだと思います。でもパロウは…。色情狂は自虐行為なんですね。これは難しいな…。ユイの場合もどうにかしなきゃいけないのは母親の支配力だし。切ないトライアングルなんて生ぬるいこと言ってられなくなってきましたね。2014/02/22

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