徳間文庫カレッジ<br> 飛田の子―遊郭の街に働く女たちの人生

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徳間文庫カレッジ
飛田の子―遊郭の街に働く女たちの人生

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  • サイズ 文庫判/ページ数 283p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784199070389
  • NDC分類 384.9
  • Cコード C0195

出版社内容情報

さあ、私に恋して。私を愛して。「飛田で生きる」女たちが、秘めた想いを初めて語る!元遊郭経営者が飛田の真実にせまる。

これまで関係者全員が口を固く閉ざしてきた飛田新地の真実の姿を、元遊郭経営者の著者が赤裸々に明かし、各方面で話題となった『飛田で生きる』の待望の第2弾。前作では、飛田の仕組みや料亭経営のノウハウなどが描かれたが、今回は店で働く「飛田の子」たちの心模様を丹念につづった人間ドキュメント。彼女たちは、どんな気持ちで玄関の上がり框に座り、どんな気持ちで男たちに接しているのか。知られざる想いを圧倒的なリアリティで描き出す!

【著者紹介】
大阪府出身。繊維製品卸問屋勤務を経て、飛田新地の料亭経営者にへ。10年間店の経営に携わった後、名義を知人に譲り、現在女の子のスカウトマンとして活躍している。著書に『飛田で生きる』。

内容説明

「飛田で生きる」女たち。元遊郭経営者による衝撃ドキュメント!関係者が明かす驚きの内部事情待望の第二弾!

目次

第1章 カナ
第2章 ナオ
第3章 アユ
第4章 メグ
第5章 リナ
第6章 カナとナオ
第7章 アユとメグとユリ
第8章 アユ

著者等紹介

杉坂圭介[スギサカケイスケ]
大阪府出身。繊維製品卸問屋勤務を経て、飛田新地の料亭経営者に。10年間店の経営に携わった後、名義を知人に譲り、現在女の子のスカウトマンとして活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

343
【遊廓部・関連図書】杉坂さんの作品は『飛田で生きる』に次いで2作目。今回は文字通り、彼のお店で働いた子たちの人間模様。水商売ならずとも、どこの職場でもありそうな。お金に対する執着、女の子同士の小競り合い…。最近は飛田の様子も変わってきているようだけど、個人的には街並みは残して欲しいな。2018/09/08

mitei

284
実際に飛田で働く女性を元経営者の著者の経験に基づき書かれた一冊。いろんな人いるなぁと言うのが思った所。2016/10/07

まさきち

57
飛田新地も元経営者によるドキュメンタリー。そこで働く女の子達の事情や人間関係、更には”料亭”を切り盛りしていく中での心配事や心配りなど軽妙なタッチで描かれていて非常に楽しめました。あの風景をもう一度目にしてみたい、そんな気持ちも湧き立たせてくれた一冊です。2018/09/19

ちさと

32
「飛田で生きる」の続編。前作の経営者目線の本を読んでからがおすすめ。女の子の独白調になると途端にドラマチックで胡散臭さを嗅ぎとってしまうので。2019/10/24

mio217

31
飛田新地の元遊廓経営者が執筆本の第二弾目。今回は働く女の子にスポットを当てた内容。本当に興味深く、面白くて一気読み。究極のエッチを追求する美女、一日に十五万も稼ぐスーパーエースの女、バイの女。そこにはリアルな、人間の生と性が渦巻く。著者の飛田遊郭への愛情がとても感じられる一冊。私は女性として、遊郭の存在を有りか無しかで考えると、思う事はたくさんあるけども「有り」なのかなあと、考える。世の中、綺麗事だけではいかないから。。。ただ、飛田の女の子達は、普通に幸せに暮らして欲しいと思う。2016/09/19

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