嫁の心得

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  • サイズ 文庫判/ページ数 253p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784199052163
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

武家の嫁として凛として生き抜く、ひとりの女の生きざまを描いた傑作小説。第1回日本エンタメ小説大賞“大賞”作品。農家から武家に嫁いできた六尺を越える大女のいのは祝言の日、自分をひとめ見て顔を曇らせた夫となる人をみてショックを受ける。嫁入りした高橋家は下級武士の家柄で、いのの持参金五十両が目当てだったのだ。
やがて妻として、嫁としての幸せをつかみかけたいのだったが、ある日、夫・源之助が城下で討たれてしまう。
武家の嫁として凛として生き抜く、ひとりの女の生きざまを描いた傑作小説。第1回日本エンタメ小説大賞大賞作品。

中得 一美[ナカエイチミ]
作家。『嫁の心得』で、第1回日本エンタメ小説大賞“大賞”受賞

内容説明

農家から武家に嫁いできた六尺を越える大女のいのは、祝言の日、自分をひとめ見て顔を曇らせた夫となる人をみてショックを受ける。嫁入りした高橋家は下級武士の家柄で、いのの持参金五十両が目当てだったのだ。やがて妻として、嫁としての幸せをつかみかけたいのだったが、ある日、夫・源之助が城下で討たれてしまう。家督を守るためいのは義父とふたり、敵討ちの旅に出ることになる。しかしそれは、敵が見つからねば帰れぬ明日をも見えない旅だった―。武家の嫁として凛として生き抜く、ひとりの女の生きざまを描いた傑作小説。第1回日本エンタメ小説大賞大賞作品。

著者等紹介

中得一美[ナカエイチミ]
作家。『嫁の心得』にて日本エンタメ小説大賞(第1回)大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふらこ

3
長編小説だったら、しっくりきたかなぁ…(´Д`)もっとすんげぇ~ぶ厚い本だったら…。骨組みだけがある感じ…。もっと、肉を付けてくれ…。たぶん説得力が弱いせいだな。伊織さんが、ただの優柔不断男に思える。なによりも友が大事なら、友の嫁に縋られても。「友を裏切るわけにはいかぬ!」とか言って、座り込めよ。女が男を引きずって行けるわけもないんだから…。あと人を切った時点で、自首すれば良かったんじゃないの…?サスペンスドラマとかでもそうだけど、人を殺したら。自首しないと…。あとが泥沼の地獄よ。→2017/07/04

えるまぁ

3
持参金目当ての武家に嫁がされた「いの」。切なさ健気さに全篇が覆われるが、節々に灯る優しさで、読んでいて辛さは軽い。一寸びっくりなビッグネームも絡めてきたのにヤラレタ感、エピローグで茶屋の娘に答えるセリフも、最後の一行も、良い読後感に誘ってくれる。2017/02/02

トラジ

2
仇討ち相手に懸想したり、情を交すとは不義の極み。それを納得させる筆力が足りない。禁断の愛やBLと少女漫画のような世界観。2017/03/23

山月瞬

2
あっという間に読了しました(^ω^) 時には胸が切なくなったり、 生きる意味を考えさせられたりと、 女性として強く生きている姿には心打たれました☆2017/01/31

かぴばら

1
伊織ごもうちょっとしっかりしていればこんなことにならなかったのではと思うけど、仕方ないですよね。読み安い時代物でした

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