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内容説明
真夏のプールにサンタクロースの死体!?自殺?他殺?それよりこいつは誰なんだ!だが天下の忘れんぼう―かつては名探偵を呼ばれた男、アルツ・ハマーは即断即決。「こいつは殺しだ。犯人の目星もついている」と宣言した。大丈夫かハマー、また何か忘れていないか!?著者幻のハードボイルド・コメディが加筆修正、さらに書き下ろし後日譚まで加えて、文庫オリジナルでここに登場。
著者等紹介
火浦功[ヒウラコウ]
1956年、広島県生まれ。1980年、ハヤカワ・SFコンテストの参考作に選出され、デビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kk
8
骨の髄までハードボイルドで超絶的な強さを誇るものの、とにかく物忘れが激しい往年の名探偵アルツ・ハマー。そんな彼が、サンタクロースが絡む殺人事件を解決すべく、NYの街などで文字通り、暴れまくります。かなり読者を選びそうですが、kk的には、本作の乾いたユーモア、見事にツボにハマりました。2020/11/29
いちはじめ
3
1990〜92年に今はなきSFアドベンチャーに連載されていた「アルツ・ハマーへ伝言」を改題、書き下ろしの番外編を加えたものが今さら発売。なのにこの厚さでしかないことに、この人の遅筆ぶりがいかんなく発揮されている。連載中はそれほどとも思わなかったが、まとめて読むとそこそこ面白い。もう少しつまらなかったら黙殺出来るのにこの微妙さはなんとかならんものか2001/11/19
けいちゃっぷ
3
ビミョーだな。2006/02/24
読み人知らず
2
ヴィンスが絶対犯人だと思ったんだけどな。面白い話でした。アルツ・ハマー。2012/05/04
ぼうず66
1
むかし読んだことがあるのでだんだん思い出したけどまあそもそもストーリーがどうこう言う物語でもないので何回読んでも面白いです笑 ハマーの物忘れが激しい設定が後半そうでもなくなってるあたりがこの作者らしい。 「物忘れする探偵である」という設定をうっかり忘れてしまったのかな?笑2020/12/30