徳間文庫<br> 震える山嶺―南アルプス山岳救助隊K-9

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徳間文庫
震える山嶺―南アルプス山岳救助隊K-9

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  • サイズ 文庫判/ページ数 328p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198951177
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

大藪春彦賞作家の好評山岳ミステリー最新刊!
≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒
     北岳でもクマ騒動!?
     人を憎み、森を徘徊する
     隻眼のクマを確保せよ!
≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒
 山岳救助隊員&救助犬、名バディの活躍!


クマたちは私たちに今後どうするつもりなのかと、問いかけているのかもしれない。
――山﨑晃司氏(東京農業大学教授)


全国で起きているクマ騒動。
北岳でも被害が出ており、WLP(野生鳥獣保全管理センター)八ヶ岳支所の
七倉支所長と管理官の関千晶が調査にやってきた。
一方、北岳では幕営地でテントやアウトドア用品の盗難事件が頻発して、
山岳救助隊の夏実たちが対応に追われていた。
そこにクマに襲撃されたとみられる遺体発見の報告が入り……!

山岳救助隊員と救助犬、名バディの活躍を描く、大藪春彦賞作家の好評山岳ミステリーシリーズ最新刊。
【文庫書下し】


【目次】

内容説明

全国で起きているクマ騒動。北岳でも被害が出ており、WLP(野生鳥獣保全管理センター)八ヶ岳支所の七倉支所長と管理官の関千晶が調査にやってきた。一方、北岳では幕営地でテントやアウトドア用品の盗難事件が頻発。山岳救助隊が対応に追われるなか、クマに襲撃された遺体発見の報告が入り…!山岳救助隊員と救助犬、名バディの活躍を描く大藪春彦賞作家の好評山岳ミステリー。

著者等紹介

樋口明雄[ヒグチアキオ]
1960年山口県生まれ。明治学院大学法学部卒業。雑誌記者、フリーライターを経て作家デビュー。2009年『約束の地』(光文社)で第27回日本冒険小説協会大賞、第12回大藪春彦賞をW受賞。13年『ミッドナイト・ラン!』(講談社文庫)で第2回エキナカ書店大賞を受賞。また山梨県自然監視員として、野生鳥獣の保護や自然環境の保全活動も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょろこ

113
震えた一冊。南アルプス山岳救助隊K-9シリーズの今巻の対決はズバリ、熊。北岳の山岳救助隊のメンバーがモンスターと化した隻眼の熊に立ち向かうストーリー。今、熊による被害が深刻さを増しているだけに読む手は止まらなかった。熊の行動範囲の拡大、肉食化した熊の要因はやっぱり人間だということを思い知らされる。そしてこの隻眼熊の辿ってきた人生ならぬ熊生の背景に人間の身勝手さを感じ胸が痛んだ。終盤の臨場感緊迫感溢れる描写には震えっぱなし。救助犬、ベアドッグの勇敢な姿にも震える。あとがきといい問いかけを感じる、そんな作品。2026/03/24

タイ子

80
K-9シリーズが常駐する北岳にクマが現れた。それは片目と言われる隻眼のツキノワグマ。並のクマよりはるかに大きく、次々に無惨に殺されていくハンターたち。片目のクマが襲う理由は人間に対する復讐なのか?民間の猟友会、行政、対する動物愛護団体。自然と動物たちの共存を図りながら山を守る思いは同じなのに、どうしても意見の一致を見ることが出来ない難しさ。そして、K-9の隊員と犬たちが熊と対峙する。最終に展開するシーンはフィクションだと分かっていてもウルっとくる。今年も平地でまたクマ騒動が起きない事を祈るばかり。2026/03/21

ゆみねこ

68
K-9シリーズ、通算15作目だとか。今作では北岳にも熊が出没、片目と呼ばれる巨大な個体はハンターたちを嘲笑うかのように襲いかかる。山岳救助隊員たちも救助犬とともに対応する。そして幕営地ではテントやアウトドア用品の盗難事件が頻発。夏実とメイ、静奈とバロンの活躍はいつもながら素晴らしい。夏実の持つ不思議な力も。熊との対峙シーンはハラハラドキドキ、読み応え満点。2026/04/15

goro@the_booby

44
北岳に徘徊する片目のツキノワグマ。人を嘲笑うように襲い来る。環境省WLPと協力しながら北岳を守るK-9チーム。ともに現実にはない機関だけど横断的な組織があってもいいのかもしれない。ハンターの減少、高齢化は止まらない。熊害は自然災害として公的機関が必要性も盛り込みながらの本作。そして山での窃盗は命に係わる大問題。間違えたのかどうかわからないけど高価な靴の方を履いて帰る輩もいるからね。出来れば靴は寝床まで持っていくべきです。ご注意くださいませ。2026/06/11

ポチ

41
人間の自然や生き物に対する傲慢さから生まれたとしか思えない、とんでもなく兇悪な熊。 だが、この熊も本当は静かに暮らしたかったのだろう…。人間の在り方がこのままではいつか現実になるかも知れない。2026/04/14

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