徳間文庫<br> おやすみ処にしさわ商店―信州善光寺門前

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徳間文庫
おやすみ処にしさわ商店―信州善光寺門前

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198950828
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

【40万人が愛した小説『ほどなく、お別れです』の映画化で大注目の著者最新作!!】

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読むほどに心が癒える、希望の一冊
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じんわりと涙が込み上げてきました。
抱きしめたくなるような物語です。
(TSUTAYAサンリブ宗像店 渡部知華さん)

心が疲れたとき、こんなお店に出会いたい。
止まってしまった時間を抱えた人たちが、
忘れるのではなく、喪失を抱きしめながら再び日常へと歩き出す姿に、
胸の奥にやさしい灯がともります。
(文真堂書店ビバモール本庄店 新井さゆりさん)

【著者より】

幼い頃から信州善光寺にお参りしてきました。
自然に囲まれた広い境内は、訪れた人々を包み込むおおらかさがあります。
懐かしい景色に思いを巡らせ「ただいま」の気持ちで書き終えました。
旅は人生における一時のおやすみかもしれません。誰にでもちょっとおやすみしたい時はある。
そんな時はぜひ「にしさわ商店」にお立ち寄りください。

【あらすじ】

亡き妻との約束を果たすべく善光寺参りにやってきた弘和。
参拝を終えて現実から逃げるように参道を逸れると、臙脂色の暖簾が目に留まった。

そこは「おやすみ処 にしさわ商店」。

喫茶店のような店内に足を踏み入れた弘和は、
妻が好きだったアップルパイを注文する。

その美味しさを独り占めしているようで、
死んだ妻に申し訳ないと打ち明けた弘和に店主は……。

長野県の路地裏にある小さなお店を舞台に、
大切なものを失った人たちの未来を描いた物語。

【目次】
第一話 妻との旅路
第二話 愛犬との散歩道
第三話 夏休みの贈り物
第四話 世界にひとつのお守り
第五話 夫の故郷


【目次】

内容説明

亡き妻との約束を果たすべく善光寺参りにやってきた弘和。参拝を終えて現実から逃げるように参道を逸れると、臙脂色の暖簾が目に留まった。そこは「おやすみ処にしさわ商店」。喫茶店のような店内に足を踏み入れた弘和は、妻が好きだったアップルパイを注文する。その美味しさを独り占めしているようで、死んだ妻に申し訳ないと打ち明けた弘和に店主は…。(「第一話 妻との旅路」)

著者等紹介

長月天音[ナガツキアマネ]
1977年新潟県生まれ。2018年『ほどなく、お別れです』で第19回小学館文庫小説賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

akiᵕ̈

27
長野県の善光寺近くにある〈おやすみ処にしさわ商店〉に偶然訪れた、妻を亡くした男性、愛犬を亡くした女性、親の仕事の都合で転校ばかりして友達との関係に悩む少女、仕事にも行き詰まり、死に目にも会えなかった祖母のお守りを失くしてしまい帰省した会社員と、それぞれが現状に不安や悲しみを抱え、前に進めないでいる時に〈にしさわ商店〉の心温かい店主と、そこで出される美味しい料理に癒されていく。長野の食材を使ったメニューの数々の描写が美味しそうすぎるし、すぐにでもアップルパイが食べたい笑。店主の茜さんの背景にはウルっと。2025/12/24

えみちゃん

20
大好きな長月天音さんの最新刊です♬善光寺さんの裏小路にひっそりと佇む《おやすみ処にしさわ商店》が舞台となります。仲見世通りの賑わいをよそに地元の常連さんたちに支えられる憩いの場所だった。そんなお店にたまたま足を踏み入れた寂しさを抱えたひとびとが癒されていく物語でした。どの物語もしみじみとしたいいお話でしたが、冒頭の妻を亡くして生きる目的を失った《アップルパイ好きな会社員》の話と最愛の夫を亡くし夫の生まれ育ったところで《おやすみ処》を経営する茜さんの話が特に身に沁みました。私自身夫を亡くして「ひとり旅」を2025/12/17

ゆり

9
長月天音さんが本当に好きだなと感じる、感動的な話でした。なにかを失った人、亡くした人ばかりなのでネガティブな悩みばかりですが、おやすみ処のおかげでみんな前を向けるのが素敵。出てくる長野名物の料理や具材、景色描写なども素晴らしく、本の中で旅をしているみたい。おやきが食べたくて仕方ないです。小さい頃にしか長野に行ったことはないですが、こんなに魅力的だとは知らず。この本を片手に旅してみたくなりました。心にぽっかり穴が空いたときに読みたい一冊です。ついてきた特製しおりの文言も心に染み渡りました。2025/12/13

yasuyuki suzuki

7
感動した。感動した。これほどまでに泣ける連作短編は他に類をみない素晴らしい作品でした。「おやすみ処にしさわ商店」の美味しそうなメニューがすごいアップルパイ、各種おやき、タルト、空豆のペペロンチーノ、野菜のキッシュなどおもわずよだれが出そうなメニューばかりでね。あと懐かしい旅ノート「たびの思ひ出」この物語の重要部分をしめています。ラストの偶然にも穂高の母親とわかるシーンは鳥肌感動ものでした。茜さんこれからも「おやすみ処にしさわ商店」を続けてくださいお願いします。あなたもこの感動作を読んで震えてください。2025/11/04

RRR

6
長月さんの新刊で、連作短編集です。喪失から再生への過程が丁寧なところに好感が持てます。人に寄り添う、そんな作品集で、この作品を読んでいると、他人に優しくな気持ちになります。ウルウルし、そして明日も頑張ろう、と前向きに生きれる力がもらえる傑作。2025/12/21

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