出版社内容情報
若い美女の幽霊が出るという温泉場の湖で、相次いで溺死事件が！ しかも三人目の犠牲者は十津川の同僚だった！
岩手県盛岡市の奥座敷と呼ばれる繋温泉の繋大橋に、三十歳くらいの美女の幽霊が出て、橋を通りかかる男に声をかけるという噂が広まった。
その幽霊を見たいという酔狂な客が、あい次いで、橋のかかっている御所湖に転落して溺死した。
そして、十津川警部のかつての同僚が、三人目の犠牲者となったのだ！
十津川と亀井は盛岡に向った…。
「恐怖の橋つなぎ大橋」他、「十津川警部の休暇」「LAより哀をこめて」「南紀 夏の終わりの殺人」「越前殺意の岬」を収録。厖大なトラベル・ミステリー作品から厳選された五篇！
内容説明
岩手・盛岡の奥座敷と呼ばれる繋温泉。御所湖にかかる繋大橋に若い美女の幽霊が出て、通りかかる男に声をかけるという噂が。その幽霊を見たいという酔狂な客が、あいついで橋から転落して溺死した。さらに十津川警部のかつての同僚が三人目の犠牲者に！事故か殺人か？十津川と亀井は盛岡に向かった！「恐怖の橋 つなぎ大橋」他、全国各地を舞台に十津川班の活躍を描く五篇を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
rozepi
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西村京太郎の作品は、過去にかなり読みました。久々に読むと、読みやすいなと思いました。短編で、気楽に読めます。通勤電車や隙間時間の読書にピッタリ。「LAより哀をこめて」は、これで終わり！？ と思ってしまいましたが…。 2004年8月に刊行されたものの新装版ということなので、ちょっと時代は古いのかもしれません。ただどの話も、それで殺人を犯すか！？ と思う設定が多かったです。娯楽として読むなら十分楽しめます。2025/10/11
