徳間文庫 徳間時代小説文庫<br> 孤鷹の天〈上〉 (新装版)

個数:
電子版価格
¥1,045
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

徳間文庫 徳間時代小説文庫
孤鷹の天〈上〉 (新装版)

  • 澤田 瞳子【著】
  • 価格 ¥1,045(本体¥950)
  • 徳間書店(2025/06発売)
  • 文庫・児童書 ポイント2倍キャンペーン対象商品(8/24まで)
  • ポイント 18pt
  • ウェブストアに125冊在庫がございます。(2025年07月31日 03時02分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 480p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198950262
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

デビュー作にして第17回中山義秀文学賞受賞を受賞した
直木賞作家・澤田瞳子の原点である奈良大河青春ロマン!


時は天平宝字。十四歳の高向斐麻呂は大学寮に入寮した。主の遣唐使・藤原清河を
唐に迎えに行くためだ。その陰には父を待つ娘・広子への思慕もあった。
紀寺の奴・赤土と偶然出会った斐麻呂は秘かに彼に学問を教えることになる。
儒学の基本理念である五常五倫を学び、国を支えるという理想を抱く若者たち。
だが看病禅師・道鏡を寵する阿倍上皇とそれを諫める藤原仲麻呂との対立が深まり、
斐麻呂らは不穏さを増す政に巻き込まれてゆく。


【主な登場人物】
高向斐麻呂(たかむくのいまろ)
藤原北家・藤原清河家に仕える少年。清河の娘・広子のために十四歳で大学寮に入る
藤原広子(ふじわらのひろこ)
遣唐使として唐に渡った藤原清河の一人娘。気が強く、自分の思いを貫く少女
赤土(あかつち)
紀寺の奴婢(奴隷)。自らを良戸(良民)と公言し直訴、後に紀朝臣益麻呂の名を賜る
佐伯上信(さえきのうわしな)
大学寮の学生。左馬寮の飼丁の息子。勉学より弓術に心が傾く
桑原雄依(くわはらのおより)
上信の親友。日向国出身。任官試験を受けずに大学寮に入り直した好学の徒
恵美押勝(えみのおしかつ)
清河の従兄。宮廷の権勢を掌握する実力者。学問奨励に力を尽くす。阿倍上皇と対立
阿倍上皇(あべじょうこう)
当代一の崇仏者として知られ、弓削道鏡を寵愛。儒教を重んじる押勝と次第に敵対する

内容説明

時は天平宝字。高向斐麻呂は大学寮に入寮した。己が仕える遣唐使藤原清河を唐に迎えに行くためだ。父を待つ娘・広子への思慕もあった。紀寺の奴・赤土と偶然出会った斐麻呂は彼に学問を教えることに。儒学の教えを学び、国を支えるという理想を抱く若者たち。だが看病禅師・道鏡を籠する阿倍上皇とそれを諌める藤原仲麻呂との対立が深まり、斐麻呂らは不穏さを増す政に巻き込まれてゆく。

著者等紹介

澤田瞳子[サワダトウコ]
1977年京都府生まれ。同志社大学文学部文化史学専攻卒業、同大学院博士前期課程修了。2011年、デビュー作『孤鷹の天』で第17回中山義秀文学賞を受賞。13年『満つる月の如し 仏師・定朝』で本屋が選ぶ時代小説大賞2012ならびに第32回新田次郎文学賞、16年『若冲』で第9回親鸞賞、20年『駆け入りの寺』で第14回舟橋聖一文学賞、21年『星落ちて、なお』で第165回直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えにくす

75
澤田瞳子さんデビュー作。大河青春ロマンドラマ。光る君への時代より約250年前の、奈良時代が舞台だ。藤原清河の従者高向斐麻呂は遣唐使となるべく、大学寮に入学する。そこで桑原雄依や佐伯上信と出会う。やがて時の権力者恵美押勝と阿部上皇の、対立が激化。ついに両者は戦端を開き、斐麻呂たち大学寮の面々は巻き込まれてしまう。学生たちの日常が生き生きと描かれていて、まるで現代ドラマみたいだ。中盤の押勝の戦死シーンが、実に圧巻。雄依が非業の最期を遂げる描写は、思わず涙ぐんでしまう。読む手が止まらない面白さだ。物語は下巻へ。2025/07/21

三鷹台のすずめたち

2
澤田さん初読みです。高向斐麻呂が東大寺の伽藍を見下ろす場面からはじまり、心をわしづかみされました。大仏建立から8年。ここで生涯の友、学問、愛する女性に出会っていきます。京(みやこ)いえば奈良です。赤土、上信、雄依 キャラがたっている。ツンデレの広子さまもいいし、やっぱり女扱いならまかせての見てくれがいい、磯部王(長屋王一族の生き残り)はやはり!最後のほうに需要な場面で登場。あれは史実なんですね。隅寺の仏舎利。おすすめです!一気読み確実 2025/06/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22664328
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品