出版社内容情報
惹かれ合う天性の舞姫・糸世と笛の名手・草十郎。二人が生み出す不思議な〈力〉に気づいた上皇は、自分のために舞い、笛を奏でよと命ずる。だが糸世は、その舞台から神隠しのように消えた。鳥たちの助けを得て、糸世を追い求めていく草十郎の旅は、やがてこの世の枠を超え…? 四つの文学賞を受賞した、日本のファンタジーの旗手・荻原規子の不朽の名作。佐竹美保による装画、カラー口絵の文庫新装版。解説:佐竹美保。
内容説明
惹かれ合う天性の舞姫・糸世と笛の名手・草十郎。二人が生み出す不思議な“力”に気づいた上皇は、自分のために舞い、笛を奏でよと命ずる。だが糸世は、その舞台から神隠しのように消えた。鳥たちの助けを得て、糸世を追い求めていく草十郎の旅は、やがてこの世の枠を超え…?四つの文学賞を受賞した、日本のファンタジーの旗手・荻原規子の不朽の名作。
著者等紹介
荻原規子[オギワラノリコ]
1959年東京に生まれる。早稲田大学教育学部卒。1988年『空色勾玉』でデビュー。日本を舞台としたファンタジーの書き手として一世を風靡、アメリカでも翻訳出版されて話題を呼ぶ。本書『風神秘抄』は、小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞JR賞、日本児童文学者協会賞、IBBYオナーリスト文学作品部門賞の4賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あおでん@やさどく管理人
13
【文庫新装版にて再読】糸世が神隠しに遭ってからは、草十郎がわずかな手がかりをもとに、何度も危機を迎えながらの旅が描かれる。その中で自身の内面を見つめ直す。どんな宿命を持とうと、自分の力をどう使うか、どう生きるかは、自分で答えを出さなければならない。2026/04/12
つくし
3
草十郎の笛と糸世の舞。なんて日本的な美しい組み合わせだろうかと思う。下巻は糸世をひたすら探す旅路。万寿姫との邂逅といい、烏との出会いといい、上巻の武士の世界から一気に神やこの世ならざる世界とのあわいに物語が展開し、前半とはまた違ったスピード感で楽しめた。今回新装版でシリーズを読み進めたのは偶然なのだけれど、あとがきで佐竹美穂さんが装画について話していて、ダイアナ・ウィン・ジョーンズやラルフ・イーザウのことも例示していたので嬉しくなっちゃった。2026/07/26
かっつん
2
旅のお供に連れて行って上下巻ともに読了。勾玉三部作のうち、空色勾玉と白鳥異伝は子どもの頃図書館で借りて繰り返し読んだ。文庫で持っているシリーズをまた読み直そうかな。2025/09/29




