出版社内容情報
嬰(みどり)の勾玉(まがたま)の主・菅(すが)流(る)に助けられ、各地で勾玉を守っていた〈橘(たちばな)〉の一族から次々に勾玉を譲り受けた遠(とお)子(こ)は、ついに嬰(みどり)・生(き)・暗(くら)・顕(しろ)の四つの勾玉を連ねた、なにものにも死をもたらすという〈玉(たま)の御(み)統(すまる)〉の主となった。だが、呪われた剣(つるぎ)を手にした小?那(おぐな)と再会したとき、遠子の身に起こったことは…? ヤマトタケル伝説を下敷きに織り上げられた、壮大なファンタジー、いよいよ最高潮!
内容説明
嬰の勾玉の主・菅流に助けられ、各地で勾玉を守っていた“橘”の一族から次々に勾玉を譲り受けた遠子は、ついに嬰・生・暗・顕の四つの勾玉を連ねた、なにものにも死をもたらすという“玉の御統”の主となった。だが、呪われた剣を手にした小倶那と再会したとき、遠子の身に起こったことは…?ヤマトタケル伝説を下敷きに織り上げられた、壮大なファンタジー、いよいよ最高潮!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akari
1
最後にただの人になった小具那は遠子と新しい土地で幸せになるのだろうか? 私はてっきり白鳥になって飛んでいくのだと思っていました。菅流は七掬は? まだまだ続きが期待できそうな最後だ。2025/01/08
■■■(伏せ字)
0
菅流一味の破天荒ぶりにあきれる遠子だが、お前もどっこいなんだよ! 「目を離した瞬間、子供は死ぬ」との金言を思い出さずにはいられないが、それってハイハイ期の話だから…。前作主人公もなかなかだったけど、こっちはさらに数段すさまじい。アンやピッピを軽々飛び越え、例示すると障りのありそうな領域に到達しているw ヤマトタケルの運命をねじ曲げるには、これほどの無邪気で傍若無人なパワーが必要だったのだろう。2025/06/06
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