徳間文庫<br> 狼の寓話―南方署強行犯係〈1〉 (新装版)

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徳間文庫
狼の寓話―南方署強行犯係〈1〉 (新装版)

  • 近藤 史恵【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198949273
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

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「ビストロ・パ・マル」シリーズ
『ホテルピーベリー』で大注目著者が挑んだ
初の警察小説シリーズ!【待望の新装版】
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新米ヘタレ刑事
×
お荷物ツンデレ刑事

警察小説に最高のバディ登場!

 夢だった刑事課に配属。
しかし、初現場でミスをしてしまった
新米刑事の會川圭司は、
捜査班を異動させられる。

そこで待っていたのは、
変わり者と噂される女性刑事、
黒岩だった。

クールで勝気、指導は厳しいが、
実は意外な一面も――。

會川は、そんな黒岩と
殺人事件に挑むことになった。

夫が殺され、妻が失踪。
行方を追ううち明らかになる妻の事情とは。
著者初となる警察小説シリーズ!

内容説明

夢だった刑事課に配属。しかし、初現場でミスをしてしまった新米刑事の會川圭司は、捜査班を異動させられる。そこで待っていたのは、変わり者と噂される女性刑事、黒岩だった。クールで勝気、指導は厳しいが、実は意外な一面も―。會川は、そんな黒岩と殺人事件に挑むことになった。夫が殺され、妻が失踪。行方を追ううち明らかになる妻の事情とは。著者初となる警察小説シリーズ!

著者等紹介

近藤史恵[コンドウフミエ]
1969年大阪府生まれ。1993年に『凍える島』で鮎川哲也賞を受賞し、デビュー。2008年『サクリファイス』で大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナミのママ

69
〈南方署強行犯係〉シリーズ1作目。2003年トクマ・ノベルズ作品の新装版。配属早々にミスをした新米刑事の會川圭司と、変わり者とレッテルを貼られている女性刑事黒岩のバディもの。おっとりした捜査やDVへの対処は20年前の作品だからかな、少々違和感を持った。だがキャラクターがはっきりしていて、ひねったところがなくとても読みやすい。圭司の兄と愛猫が癒し。創作の寓話が挟み込まれていてこれが事件とどうつながるのか、それも面白かった。それにしてもDVは治らないものなのか、悲しい結末。2024/04/12

えつ

11
ずっと気になっていた作品。新装版が出るとのことで、ようやく手に取れました!やっぱり近藤さんの作品は読みやすくて大好き。こちらの作品はいきなり寓話から始まって、これがどう物語と関係していくのかな?と思ったら、なるほど。そういうことか〜ってなった。DVの被害者と加害者、何だかやるせない気持ちになった。犯人のこともね…これは庇いたくなるかもしれない。この2人は家族だったと思う。なんかちょっと救いがないような感じ。 でも、主人公の圭司と相方の黒岩、さらには圭司の兄の宗司とねこの太郎(♀)がどうなるのか気になるね。2024/04/17

Nobuko

7
シリーズになっているのかな?圭司と宗司兄弟のやりとりが面白い。2024/04/20

うさぎや

5
シリーズ1巻。挿入された童話にそんな意味があったとは……なんともやりきれない結末。2024/03/13

バナナカプチーノ

3
未読の近藤さん作品だったので、新装版が出るとのことで読んでみました。黒岩と圭司のコンビがこれからどう育っていくのかが楽しみ。次巻も新装版で出るそうなので追いかけてみます。2024/04/12

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