出版社内容情報
俺たちに令状は必要ない。
逮捕専門の超法規的部署、始動―。
人員不足を補うため、逮捕を専門とした特務部逮捕特科が新設された。リーダーは神原。格闘、サイバー犯罪、潜入捜査、設備機器調達などのプロを束ねていた。ある日、神原は宝石店や貴金属専門の強盗事件の捜査を開始する。だがその裏には非道な半グレや計算高いヤクザたちがいた。全容がつかめない中メンバーたちは窮地に陥ってしまい……。社会の暗部に新設部署が立ち向かう!
大ベストセラー「もぐら」シリーズの著者が放つアクション警察小説!
内容説明
人員不足を補うため、逮捕を専門とした特務部逮捕特科が新設された。リーダーは神原。格闘、サイバー犯罪、潜入捜査、設備機器調達など、癖のあるプロ達を束ねていた。ある日、神原は宝石店や貴金属専門の強盗事件の捜査を開始する。だがその裏には非道な半グレや計算高いヤクザたちがいた。全容がつかめない中メンバーたちは窮地に陥ってしまい…。社会の暗部に新設部署が立ち向かう!
著者等紹介
矢月秀作[ヤズキシュウサク]
1964年兵庫県生まれ。文芸誌の編集を経て1994年に『冗舌な死者』で作家デビュー。ハードアクションを中心にさまざまな作品を手掛け、「もぐら」「D1」「リンクス」「ACT」など多数の人気シリーズを発表している。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
三代目 びあだいまおう
157
個性的なキャラが縦横無尽に活躍する矢月ワールド。警視庁にまた新たな部署が立ち上がろうとしている。逮捕に特化した部署らしいが、捜査している警察官にとっては逮捕の瞬間こそ苦労の先の目的、いわば醍醐味だ。そこだけを横取りする部署なんぞ許されるわけがねぇ!って話だろうがそこはコロナの時代、警察にも人員不足の波が襲い仕方なく実験的に稼働を始めた。逮捕専門?おいおい、捜査してんじゃん、暴れてんじゃん!女性も強いしかっこよすぎ!プロローグから1章までの盛り上がりが助走となり最後まで二時間ちょっとの怒涛の一気読み‼️🙇2024/06/11
GAKU
36
矢月さんの新作。サラッと2,3時間で読んでしまいました。良くも悪くも矢月さんらしい作品でした。もう少しメンバーの個性を際立たせて欲しかった。 2024/04/11
shincha
33
恐らく初読み作家さん。警視庁の中にできた特殊な部署。連続強盗事件を追いながら、警察内の他の部署との連携と軋轢の中で、逮捕することに特化された部署。エンターテインメントとしてドキドキわくわくしながら読み進めました。おそらく、連作ものになっているのではないかと思います。続編があれば、是非、読んでみたいシリーズです。面白かった!2025/01/15
タナー
24
矢月秀作先生の、リリースされたばかりの新作。今回は警視庁の中でも逮捕専門という新しい部署のお話。まぁいつものことですが、さらりと読めちゃいます。矢月さんらしくテンポ良いスピード感溢れる展開。それにしても、この先生はよく次から次へと色んな話を創造してくれますね。シリーズ化されるのかな。今後の展開に期待。2024/03/16
petitlyz
16
警視庁の逮捕専門部署。逮捕専門といいつつ潜入のようなこともしたり、体力必須で鍛錬が大変そうなチーム。最近矢月さんのシリーズが面白くていくつか読んだので、これもシリーズ化したら読むかも。2024/07/15