徳間文庫<br> 非弁護人

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非弁護人

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  • サイズ 文庫判/ページ数 496p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198949259
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「よく聞け、貴様は死刑だ!」

無実の罪で法曹界を追われた元特捜検事。
法廷には立てない「非弁護人」が、
冷酷巧緻な大量殺人者に「法」で立ち向かう!


作者の月村は、非弁護人というコンセプトについて「法曹界のブラック・ジャック」と語っていた。手塚治虫『ブラック・ジャック』は、医師免許はないものの天才的な技能を有する闇の外科医が活躍する人気マンガだった。その法曹界版が、非弁護人というわけである。(文芸評論家 円堂都司昭 「解説」より)

白熱のリーガルサスペンス! 元特捜検事・宗光彬。検察の腐敗により無実の罪で法曹界を追放された過去を持つ。弁護士資格のないまま高度な法律案件を闇で請け負うことから「非弁護人」と呼ばれていた。あるときパキスタン人少年から「級友を捜してほしい」と依頼される。その少女と家族の消息を追ううちに大量の失踪者の存在が明らかになる。戦慄の犯罪に立ち向かうべく、法廷に立てない宗光が取った驚愕の奇策とは!?

内容説明

元特捜検事・宗光彬。検察の腐敗により無実の罪で法曹界を追放された過去を持つ。弁護士資格のないまま高度な法律案件を闇で請け負うことから「非弁護人」と呼ばれていた。ある日パキスタン人少年から「級友を捜してほしい」と依頼される。その少女と家族の消息を追ううちに大量の失踪者の存在が明らかになる。戦慄の犯罪に立ち向かうべく、法廷に立てない宗光が取った驚愕の奇策とは!?

著者等紹介

月村了衛[ツキムラリョウエ]
1963年生まれ。早稲田大学第一文学部文芸学科卒。2010年『機龍警察』で小説家デビュー。2012年『機龍警察 自爆条項』で第33回日本SF大賞を受賞。2013年『機龍警察 暗黒市場』で第34回吉川英治文学新人賞、2015年『コルトM1851残月』で第17回大藪春彦賞、2015年『土漠の花』で第68回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)、2019年『欺す衆生』で第10回山田風太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

37
読了後、表紙に納得と戦慄を覚えました。 この方の書く「悪人」ってなんとも言えず好きだったのですが…。 その『ワク』にハマらない悪人をカッコいい(けどw)悪人が追い詰める話。 「非弁護人」って言葉はメジャーなのかな?初めて知ったけど、ありそうね。2024/03/13

ばんだねいっぺい

24
最近の事件の内実を抉るような内容の物語。主人公の徹底的な泥臭さ、賭場で損を承知でコインを積んでいくようなスリルが堪らない。続編を期待したい。もっとたくさん読まれるべき作品だと思った。2024/11/08

むっちゃん✿*:・゚

23
久しぶりに本の醍醐味を味わう。裁判が始まってからはもう止められなかった。ヤクザでもカタギでもない男、宗光。パキスタン人の男の子の依頼からどんどんと規模が大きくなる。表の篠田に裏の宗光がナイスコンビ。装丁の意味は何かあるんかな?なんて軽く思っていたら…まさかそんなことに繋がるとは思わず、読後は装丁を見るのすら怖かった。頭が切れるからなかなか尻尾を見せない犯人。おぞましいことこの上ない。可能であれば同じ人間だと思いたくない類の犯人をどう法律で裁くのか、裁く場に連れて行くのか。とても面白かった。2024/07/18

のじ

10
こんな犯罪が実際にできるのかなとかちょっと思いつつ読みましたが、めちゃ気持ち悪い感じの悪役を最後にどう追い詰められるのかたいへん気をもみました。なぜだかちょっと今回はところどころ言い回しがクサいように感じるところがあって気になった。2024/11/04

anxiety

8
巨悪を追求しているつもりが身内である検察と同僚に裏切られ、ヤメ検どころか弁護士資格も取らずに闇社会専門の法律顧問として活動する「非弁護人」宗光が主人公。他の方のレビューの通り、タイトルの割に法的な描写は控えめだけど、掲載誌がアサヒ芸能だったというお気に入りさんの指摘でその辺は納得。青木雄二のナニ金は本職の法曹すら瞠目させるものがあったらしいけど、これはそういう狙いの作品ではないのでしょうね。エンタメとして楽しい読書でした。それはともかく、機龍警察の続き、早く書いてくれないかなぁ。2024/03/14

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