内容説明
広島で母と二人で暮らしていた小学生・昭広は、佐賀にある母の実家に預けられることに。そこには、がばい(すごい)祖母との貧乏生活が待っていた。「うちは明るい貧乏だからよか。自信を持て。うちは先祖代々貧乏だから!」。家にはいつも笑いが溢れ…。シリーズ累計800万部の国民的大ベストセラーに、『がばいばあちゃんの勇気がわく50の言葉』を初文庫化し併録した決定版!
目次
佐賀のがばいばあちゃん
がばいばあちゃんの勇気がわく50の言葉
特別付録 ばあちゃんの言葉を歌にしました
著者等紹介
島田洋七[シマダヨウシチ]
1950年広島県生まれ。75年、洋八と漫才コンビ「B&B」を結成し、NHK漫才コンテスト、上方漫才大賞等々を受賞、漫才ブームの先駆けとなる。2004年、祖母と佐賀で暮らした少年時代を綴った『佐賀のがばいばあちゃん』がベストセラーに。現在、TV、ラジオ、講演など、広い分野で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こうやん
15
探していたら、ちょうど最近文庫版が再販されたようで。広島の親元を離れ、佐賀で祖母と暮らすことになった作者。その小学校2年生から中学3年生までの物語。祖母や周囲の人に支えられながら成長する作者。人との出会いそして別れ。大きな感動を覚えた。そこには戦争の爪痕もなお。2023/07/17
安土留之
2
いやぁ、すごい本です。感動しました。がばいばあちゃん、清貧のなかで生きる哲学者みたい。ばあちゃんの物語であるとともに、著者の成長の物語。そして、昭和のしたたかで優しい庶民の物語。 昭和は遠くなりにけり・・・。2024/03/08
いち
1
明るい貧乏!心の持ちようで、豊かな人生をおくれる。懐かしく、ちょっぴり泣ける良き時代の物語。2024/05/15
ネイティブ・バイオあざらし
0
がばいばあちゃんの温かい言葉が沁みる。人間として決して忘れてはいけないことが詰まっていた。「人に気づかれないようにするのが本当の優しさ、本当の親切」。運動会、担任の先生とのエピソードには本当に心が揺さぶられた。たまたま佐賀に行く機会があり、帰りの飛行機搭乗までの時間潰しにと購入した一冊。一期一会に感謝。2024/11/18
パペイ
0
常に前向きな姿勢がとっても面白かった。2024/08/31