徳間文庫<br> アイスクライシス

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徳間文庫
アイスクライシス

  • 笹本 稜平【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198948382
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

氷点下40度×放射能
極限サバイバルが今始まる!
核実験に巻き込まれた7人の調査員。
北極海で孤立した彼らの運命は――

資源探査会社に勤める郷田裕斗は、海底油田の探査のために北極の基地にいた。仲間は同僚や、アメリカ人の準石油メジャーのオブザーバー、海洋学者、そしてカナダ系イヌイットたち。ある日、北極海の水中で核実験が行われる。だが、郷田たちはまだそのことを知らず、いつの間にか孤立していたのだった。
通信機器の故障により外部との連絡は取れず、リード(氷の割れ目)は増え続け、燃料と食料も刻一刻と減る中、ついに精神を追い詰められる者まで現れて……。
大国の思惑と駆け引きに巻き込まれた郷田たちは、氷の世界で生き残ることができるのか。

内容説明

資源探査会社に勤める郷田裕斗は、海底油田の探査のため、六人の仲間とともに北極の基地にいた。ある日唐突に行われた北極海での核実験。その結果外部と連絡が取れなくなり、移動もままならず、燃料と食料も減り、ついに精神を蝕まれる者まで現れてしまう。やがて郷田たちは大国の思惑による核実験だったと知って…。氷の世界から生きて生還することは出来るのか。

著者等紹介

笹本稜平[ササモトリョウヘイ]
1951年千葉県生まれ。立教大学社会学部社会学科卒業。出版社勤務を経て、海運分野を中心にフリーライターとして活躍。2001年、『時の渚』(文藝春秋)で第18回サントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞。2004年には『太平洋の薔薇』で第6回大藪春彦賞を受賞。壮大なスケールの冒険・謀略小説、重厚で緻密な警察小説を構築し、多くのファンを抱える実力作家。2021年11月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナルピーチ

127
北極海の海中で起きた核爆発。それはロシアが行った前代未聞の核実験…。海水温度が上昇し、氷厚が減少して徐々に割れていく。海底油田の探査の為に北極基地にいた郷田は6人の仲間と共に、この閉ざされた氷の世界から脱出を図るべく、行動を起こすのだが…。極寒地帯での極限サバイバル小説!限られた登場人物、逃げ場のない閉鎖空間が彼らを徐々に追い詰めていき、刻々と変化していく事態での緊迫感を味わえる。ただ、状況説明の描写も多くて物語が淡々と進む印象も受けた。映像化されればかなり面白くなりそうな気がする。2023/11/20

ぽろん

37
政治絡みの状況説明がなかなか、頭に入り込まず、サクサクとは、いかなかったが、雪上車で脱出をはかるも、一難去ってまた一難。読み応えのある一冊でした。2023/09/22

ま~くん

21
ロシアにより突然行われた北極海での核実験。北極の基地にいた海底油田の探査チームが外部との連絡も取れず孤立無援となってしまった。米ロの思惑が入り乱れ、遅々として救出作業は進まない。彼等は果たして無事生還できるのか。北極は天然資源の宝庫と言われ、その権益をものにする為、各国がしのぎを削っている。人命よりも国の対面に重きを置くのはどの国の政府にもあることだが、本作の登場人物の一人ロシア海軍軍人のように国の命令に背いてでも人命救助を優先する人が本当にいるのか。ちょっと綺麗事が過ぎる気もしたが退屈せずに読み切れた。2023/12/24

jin

11
笹本さんが亡くなったことをつい忘れてた。©️Noriko Izumiってなってる。著者名は変わんないのにね。ちょっと寂しい。にしても、作品が残るってすごいなぁ。今回の冒険の舞台は北極&雪上車。実際に降り立ってみれば足元が氷でしかないことに不安は感じないのかな?想像だけで足すくむけど。数々の冒険で、舞台も変わるし、乗り物も変わるし、だけどおもしろさは変わらない。すごい作家さんだ。2024/04/05

とろりんとう

6
故笹本稜平氏の最晩年の作品。笹本氏の刑事ものでない小説が好きで、久しぶりに手に取った。資源探査会社に勤める主人公は、海底油田の探査のために北極の基地におり、撤収目前で最大級のブリザードとなり、帰国は延期に。そんな中、ロシアが北極海の水中で核実験が実施し、その熱で北極圏の氷が溶け、命の危険が迫る。所謂、ハラハラ・ドキドキもので、面白かったが、取り巻く環境柄、途中同じ様な状況が続いた。また、ラストは途中から想像が付いたが、救出劇の描写があまりにも簡単に終わったことは残念であった。2024/01/26

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