徳間文庫<br> てしごと―時代小説アンソロジー

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徳間文庫
てしごと―時代小説アンソロジー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198947972
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

働く女性たちはいつの時代も美しい。
人気作家六人による時代小説競演

己の腕と業で生きる道を切り開く
おんな職人たちの凛とした姿を活写

豊富な知識と聡明さで人々の悩みをときほぐす薬師・真葛(まくず)。
亡き母の仕込みを継ぐ色酢の麹造り職人・沙奈。
木肌の魅力に惹かれ根付職人に弟子入りするおりん。
妹の亥(いの)とともに秩父の峠で茶屋を切り盛りするそば打ち職人・蕗(ふき)。
その身に霊を降ろす「口寄せ」を使う市子。
身体のみならず心の凝りもときほぐす揉み屋・絹。

時代小説の名手六人が女性職人の凛々しさを
巧みな筆致で活写した傑作時代小説アンソロジー。

【収録作】
春雀二羽 澤田瞳子
藍の襷 志川節子
掌中ノ天 奥山景布子
姉妹茶屋 西條奈加
浮かれの蝶 小松エメル
おもみいたします あさのあつこ

内容説明

豊富な知識と聡明さで人々の悩みをときほぐす薬師・真葛。亡き母の仕込みを継ぐ色酢の麹造り職人・沙奈。木肌の魅力に惹かれ根付職人に弟子入りするおりん。妹の亥とともに秩父の峠で茶屋を切り盛りするそば打ち職人・蕗。その身に霊を降ろす「口寄せ」を使う市子。身体のみならず心の凝りもときほぐす揉み屋・梅。時代小説の名手六人が女性職人の働く姿を活写する競作集。

著者等紹介

あさのあつこ[アサノアツコ]
1954年岡山県生まれ。青山学院大学文学部卒業。同人誌「季節風」に連載した『ほたる館物語』が出版され作家デビュー。’97年『バッテリー』で第35回野間児童文芸賞を受賞。99年『バッテリー2』で第39回日本児童文学者協会賞を受賞。2005年『バッテリー』全6巻で第54回小学館児童出版文化賞を受賞。11年『たまゆら』で第18回島清恋愛文学賞を受賞

小松エメル[コマツエメル]
1984年東京都生まれ。國學院大學文学部史学科卒業。母方にトルコ人の祖父を持ち、名はトルコ語で「強い、優しい、美しい」などの意味を持つ。2008年「一鬼夜行」で第6回ジャイブ小説大賞を受賞しデビュー

澤田瞳子[サワダトウコ]
1977年京都府生まれ。同志社大学文学部文化史学専攻卒業、同大学院博士前期課程修了。専門は奈良仏教史。2011年、デビュー作『孤鷹の天』で第17回中山義秀文学賞を受賞。13年『満つる月の如し 仏師・定朝』で、本屋が選ぶ時代小説大賞2012ならびに第32回新田次郎文学賞を受賞。16年『若冲』で第9回親鸞賞、20年『駆け入りの寺』で第14回舟橋聖一文学賞、21年『星落ちて、なお』で第165回直木賞を受賞

奥山景布子[オクヤマキョウコ]
1966年愛知県生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士課程修了、文学博士。2007年「平家蟹異聞」で第87回オール讀物新人賞を受賞。18年『葵の残葉』で第37回新田次郎文学賞、第8回本屋が選ぶ時代小説大賞を受賞

西條奈加[サイジョウナカ]
北海道生まれ。東京英語専門学校卒業。貿易会社勤務を経て、2005年『金春屋ゴメス』で第17回日本ファンタジーノベル大賞大賞を受賞しデビュー。12年『涅槃の雪』で第18回中山義秀文学賞を受賞。15年『まるまるの毬』で第36回吉川英治文学新人賞を受賞。21年『心淋し川』で第164回直木賞受賞

志川節子[シカワセツコ]
1971年島根県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。2003年「七転び」で第83回オール讀物新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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いつでも母さん

141
女性職人を描く6話の時代小説アンソロジー。お初の作家さんはいないのに出典がわからない・・どこかで読んだ?(日に日に記憶が怪しい)奥山さんの根付け職人・おりんが好きだ。あさのさんの『おもみいたします』は丁度これから単行本を読むのでそれも楽しみに読んだ。2022/11/27

yukision

52
江戸時代の働く女性を主役に据えた,6人の作家さんの時代小説アンソロジー。薬師,麹職人,根付職人,そば打ち職人,「口寄せ」を行う霊能者,揉み屋の6人の女性が,ある者は親から継いで,ある者は自ら選び取った仕事にひたむきに向き合う。どの話も真っすぐで清々しい。2024/06/22

けやき

42
江戸時代の女性職人の仕事描くアンソロジー。あさのあつこさんの「おもみいたします」がベスト。奥山景布子さんの「掌中ノ天」もよかった。ただこのアンソロジーは収録作の出典などの情報がないのが残念でした。2023/04/29

ほう

30
6人の女性作家さんの短編集。あさのあつこさんの「おもみいたします」が良かった。主人公の疑心暗鬼が伝わってくるような描写。あさのさんの時代小説は、初めて読んだような気がするので、また見つけたら読もうと思う。2024/09/23

ひさか

23
6つの短編を2020月1月徳間書店から「てしごと おんな職人日乗」として刊行。2022年11月徳間文庫化。やられた。単行本で既読だった。藍の襷、掌中ノ天なんかは、シリーズ化してほしい内容なのだか、単発で終わってしまったようだ。アンソロジーから育ったのは「おもみいたします」だけかな?2023/01/15

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