徳間文庫 死の湖畔Murder by The Lake三部作<br> 追憶(recollection)田沢湖からの手紙―死の湖畔Murder by The Lake三部作〈#1〉

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徳間文庫 死の湖畔Murder by The Lake三部作
追憶(recollection)田沢湖からの手紙―死の湖畔Murder by The Lake三部作〈#1〉

  • 中町 信【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 373p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198947095
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

妻は殺された--
封印された呪いの扉を開いて……。

解っていても騙される!
叙述トリックの鬼才が仕掛ける騙しの迷宮によう
こそ!

一本の電話が、彼を栄光の頂点から地獄へと突き落
とした。──脳外科学会で、最先端技術の論文発表
を成功させた大学助教授・堂上富士夫に届いたのは
、妻が田沢湖で溺死したという報せだった。彼女は
中学時代に自らが遭遇した奇妙な密室殺人の真相を
追って同窓会に参加していたのだった。現地に飛ん
だ堂上に対し口を重く閉ざした関係者たちは、次々
に謎の死に見舞われる。
(旧題「田沢湖殺人事件」)

トクマの特選!
イラスト 田中寛崇


〈目次〉
プロローグ 

第一部 湖畔に死す
 第一章 堂上富士夫
 第二章 堂上美保
 第三章 元村佐十郎
 第四章 谷原卓二


第二部 密室の過去
 第一章 秋庭ちか子
 第二章 名城貞吉
 第三章 狩野友市
 第四章 北田健一
 第五章 和久井憲三 
 第六章 浪風理太郎
 第七章 添畑明子


第三部 死者の手紙
 第一章 和久井俊一
 第二章 米山年男
 第三章 山口照雄
 第四章 金沢久子
 第五章 谷原奈那
 第六章 真犯人

エピローグ

解説 千街晶之

内容説明

一本の電話が、彼を栄光の頂点から地獄へと突き落とした。―脳外科学会で、最先端技術の論文発表を成功させた大学助教授・堂上富士夫に届いたのは、妻が田沢湖で溺死したという報せだった。彼女は中学時代に自らが遭遇した奇妙な密室殺人の真相を追って同窓会に参加していたのだった。現地に飛んだ堂上に対し口を重く閉ざした関係者たちは、次々に謎の死に見舞われる。

著者等紹介

中町信[ナカマチシン]
1935年群馬県生まれ。早稲田大学文学部卒業。66年に「闇の顔」で第1回双葉推理賞候補になる。『新人賞殺人事件』(後に『模倣の殺意』に改題)で単行本デビュー。2009年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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麦ちゃんの下僕

147
中町さんといえば『○○の殺意』と改題され復刊された作品群で有名ですが…この作品は「死の湖畔三部作」の第1弾として、1983年刊行の『田沢湖殺人事件』を改題復刊したものです。中町作品は今回が初読みですが…いや~実に面白かったですね!何を書いてもネタバレになるので、とりあえず“構成の妙”と“リーダビリティの高さ”だけ讃えておきますが…千街晶之さんによる解説に(ツッコミどころも含め)まさに僕の思った通りのことが書かれていますよ(笑) 「WHO」「HOW」「WHY」いずれも楽しめて読後の余韻も素晴らしい名作です!2022/06/18

geshi

35
過去の秘密を知っている人物が現れては次々と殺されていく序盤の展開は出来の悪いサスペンス劇場を見ているようでテンションが乗らず、フェアにやっているだけに仕掛けも見えやすかった。過去の密室殺人からは面白さが出てきて、ひっくり返しを繰り返して読者をいい意味で裏切り続ける。密室トリックは無茶があるけどカーの某作の逆をやっているとも取れるし、アリバイトリックがスライドする所やテキストの仕掛けなど、一冊にこれでもか!と詰め込まれたミステリーの過剰さは読んでいて嬉しくなってしまった。2022/02/10

だるま

16
絶版本『田沢湖殺人事件』を改題した新刊。何故か中町さんの本は文庫本になると大概改題される。亡くなった後の改題は、誰が承認しているのだろう? それはどうでも良いが、この作品は知られざる傑作で、復刊は有難い。15年前に起きた事件を独自に調べていた女性推理作家が、「真相がほぼ分かった」と夫に連絡した数日後、田沢湖に水死体で浮かぶ。夫はその謎を追うが、15年前の事件の関係者が次々に犠牲に・・・というストーリーで、大小様々なトリックがてんこ盛り。真相が解明され、著者がフェアな書き方をしているのが分かる。面白かった。2022/03/29

ふう

11
「田沢湖殺人事件」を改題した新装版にて再読。なんとなく覚えていたけどできるだけ思い出さずに読んだので(笑)結局それはそうかよ!で犯人はお前かよ!と新鮮な気持ちで楽しく読了できた(笑)。十和田湖も榛名湖も再読しないとなーって十和田湖は出てると思うけど(手元にある)、榛名湖は復刊してるのかな。”殺意”の名のもとにそれなりのを復刊するならもっとみんなが読みたいやつをセレクトして欲しい。と言いつつとよくわかってないので、何がどういうタイトルで復刊してるのか一度ちゃんと調べねば。2023/08/05

コチ吉

9
解説者も指摘しているように、些か都合よく人が死んでいったり、トリックがあり得ない偶然に頼っている、などの難点を上げることはできるが、作品トータルとしての魅力の前には霞んでしまう。謎が深まりやっと見えてきた真実の先に、美保の手紙の明かされなかった部分が添えられるラストが見事だ。2022/07/06

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