出版社内容情報
歴史学者・小和田哲男氏(静岡大学教授)推薦!
「〝海道一の弓取り〟といわれる義元の真の姿をつかむことができる好著」
仏の道を捨て、武将として戦いに挑んだ今川義元。
人気時代作家が若き日の義元に迫る!
『義元謀殺』から始まった鈴木英治の作家の軌跡は、『義元、遼たり』に至った。
デビュー作で示された今川家への関心を、二十年にわたり熟成したことで本書が生まれた。
その事実に、深い感慨を覚えずにはいられない。
志半ばにして倒れた戦国武将の一生を、作者は見事に表現してのけたのである。
――細谷正充氏(解説より)
幼き頃仏門に出され、師父太原雪斎のもと京都で学びの日々を送っていた
今川家の三男栴岳承芳(せんがくしょうほう)は、兄の氏輝から駿府に呼び戻される。
やがて氏輝が急逝、家督を継ぐため承芳は還俗し義元と名乗る。
だが家臣の福島氏は同じく仏門にあった異母兄の玄広恵探(げんこうえたん)を擁立。
武田、北条をも巻き込んだ今川家を二分する家督争いの火蓋が切られた……。
知られざる若き日の義元に焦点を当てた歴史長篇。
内容説明
幼き頃仏門に出され、師父太原雪斎のもと、京都で学びの日々を送っていた今川家の三男栴岳承芳は、兄の氏輝から駿府に呼び戻される。やがて氏輝が急逝、家督を継ぐため承芳は還俗し義元と名乗る。だが家臣の福島氏は同じく仏門にあった異母兄の玄広恵探を擁立。武田、北条をも巻き込んだ今川家を二分する家督争いの火蓋が切られた…。知られざる若き日の義元に焦点を当てた歴史長篇。
著者等紹介
鈴木英治[スズキエイジ]
1960年静岡県生まれ。明治大学経営学部卒業。99年『駿府に吹く風』(刊行時『義元謀殺』と改題)で第1回角川春樹小説賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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