徳間文庫 有栖川有栖選必読!Selection 1<br> 招かれざる客―有栖川有栖選 必読!Selection〈1〉

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徳間文庫 有栖川有栖選必読!Selection 1
招かれざる客―有栖川有栖選 必読!Selection〈1〉

  • 笹沢 左保【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 361p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198946838
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

あなたはまだ〝新本格作家〟笹沢左保の恐るべき実力を知らない! 多重トリックで翻弄する記念すべき長篇第一作。

内容説明

裏切り者を消せ!―組合を崩壊に追い込んだスパイとさらにその恋人に誤認された女性が相次いで殺され、事件は容疑者の事故死で幕を閉じる。納得の行かない結末に、倉田警部補は単独捜査に乗り出すが…。アリバイ崩し、密室、暗号とミステリの醍醐味をぎっしり詰め込んだ、著者渾身のデビュー作。虚無と生きる悲しさに満ちたラストに魂が震える。

著者等紹介

笹沢左保[ササザワサホ]
1930年生まれ。1960年、初長篇『招かれざる客』が第5回江戸川乱歩賞候補次席となり、本格的な小説家デビュー。1961年『人喰い』で第14回日本探偵作家クラブ賞を受賞。テレビドラマ化されて大ヒットした『木枯し紋次郎』シリーズの原作者として知られ、推理小説、サスペンス小説、恋愛論などのエッセイ他、歴史書等も含む、380冊近くもの著書がある。2002年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

麦ちゃんの下僕

158
僕の中で笹沢左保さんといえば、いかりや長介さんの「取調室」や渡瀬恒彦さんの「タクシードライバーの推理日誌」といった“2時間サスペンス”のイメージ…今回が初読みでしたが、まさかデビュー作でこれほど濃厚な“本格ミステリー”を書いていたとは!? 前半は関係資料の列記のみでやや無味乾燥ですが(笑)…後半の倉田警部補の独自捜査を描いた手記が実に面白い!この作品の醍醐味は、何といっても真犯人が築いた5重の“壁”…アリバイ&密室&暗号etcとにかく“ハウダニット”てんこ盛りです!タイトルの意外な“意味”も良いですね♪︎2022/06/11

cinos

66
再読。第一部の調書の質問がカナ混じりなのが読みにくかったです。でも階段のトリックや密室トリック、暗号などよかったです。デビュー作でこの完成度、笹沢左保すごいです。2022/02/20

HANA

63
著者長編第一作らしいが、極めて王道のミステリ。前半で事件の内容が全て描かれ、後半で足の刑事の捜査によって事件の全貌が明らかになる構成。その為わかる人は前半で全て明察できるようになっているのが凄い。私?私は目星は簡単についたものの、トリックは見破れませんでした。アリバイ崩しと凶器の二つの壁が立ちはだかるのだが、双方ともにいくら考えてもびくともせず。凶器の方は思いついた方法が直後に否定される始末だし、もう一つの方の動機がいくら考えても…。という風にミステリの楽しみが、これでもかというくらい詰まった一冊でした。2024/03/19

geshi

35
当時隆盛の社会派要素を取り込みつつ、密室ありアリバイありの本格推理。前半は週刊誌記事や警察の聴取などで三人称的に事件の概要を見せ、後半は一人の刑事の孤独な操作と推理に絞って一人称的に見せる構成には腕を感じる。捜査会議のシーンは謎の検証とブレインストーミングになっていて効果的。ただし密室トリックは「それは無いって言ってたやつじゃん」となるし、アリバイトリックは無知筋だと思うし、本格推理としては弱い。最後のホワイダニットがタイトルと繋がり犯人に陰影を与えたのは物語としても良かった。2021/11/29

マツユキ

19
有栖川さんにつられて、初笹沢左保さん。二人が殺された事件は、容疑者の事故死で終わるが、休暇中の刑事があることに気づき、調査を始める…。女性も色々。タイトルは、そういう意味だったんですね。表紙も含めて、インパクトがあります。時代を感じる男女の人間関係ですが、面白かったです。あまり詳しくないけれど、社会派と、大好きな本格、両方楽しめました。2022/05/06

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