出版社内容情報
大目付の大河内右京は、能登にある領地に不穏な動きがあることを知り、訪れるが襲われて窮地に……。
同じ頃、加賀藩金沢城下の漆物問屋の息子鷹太郎が、行方不明だった能登松波藩の秋月家の跡取りだったことがわかる。
しかし、松波藩の家老は、次の藩主に自分の息子をつかそうと画策し、おまけに抜け荷までしていた。
そして前後して、佐渡の異変が幕府に伝えられ、右京の父・正盛は、隠居の身ながら……。
北陸に蠢く悪事を、将軍家の御意見番・大河内家三代の男たちが暴く!
書下し痛快時代小説、シリーズ第2弾!
目次
第一話 殿様商売
第二話 怨霊党見参
第三話 絶海の孤島
第四話 疾れ北前船
井川香四郎 著作リスト
内容説明
大目付の大河内右京は、能登の領地に不穏な動きがあることを察知し、内偵に訪れるが、襲われて窮地に…。同じ頃、加賀金沢城下の漆物問屋の息子鷹太郎が、行方不明だった能登松波藩秋月家の跡取りだったことがわかる。しかし、松波藩の家老は自分の息子を次の藩主につけようと画策し、おまけに抜け荷までしていた。北陸に蠢く悪事を、将軍家の御意見番・大河内家の男たちが成敗!
著者等紹介
井川香四郎[イカワコウシロウ]
1957年、愛媛県生まれ。中央大学卒業。柴山隆司の筆名で書いた時代小説『露の五郎兵衛』で、小説CLUB新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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