徳間文庫<br> 狐罠―旗師・冬狐堂〈1〉

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徳間文庫
狐罠―旗師・冬狐堂〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 544p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198945961
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

私は嘘を食って育つ魔性の女

知られざる骨董業界の闇
〝目利き殺し〟にダークヒロインが挑む

徹夜必至!
逆転×逆転のジェットコースターミステリー

北森鴻、没後10年。
著者の代表的シリーズ、
初の同一文庫完全収録&4カ月連続刊行!


店舗を持たず、自分の鑑定眼だけを頼りに骨董を商
う〝旗師〟宇佐見陶子。彼女が同業の橘薫堂から仕
入れた唐様切子紺碧碗は、贋作だった。プロを騙す
「目利き殺し」。意趣返しの罠を仕掛けようと復讐
に燃えるなか、橘薫堂の外商の女性が殺され、陶子
は事件に巻き込まれてしまうーー騙し合いと駆け引
きの世界を巧みに描いた極上の古美術ミステリーシ
リーズ、第一弾!

内容説明

店舗を持たず、自分の鑑定眼だけを頼りに骨董を商う“旗師”宇佐見陶子。彼女が同業の橘董堂から仕入れた唐様切子紺碧碗は、贋作だった。プロを騙す「目利き殺し」。意趣返しの罠を仕掛けようと復讐に燃えるなか、橘董堂の外商の女性が殺され、陶子は事件に巻き込まれてしまう―。騙し合いと駆け引きの世界を巧みに描いた極上の古美術ミステリーシリーズ、第一弾!

著者等紹介

北森鴻[キタモリコウ]
1961年山口県生まれ。駒澤大学文学部歴史学科卒業。編集プロダクション勤務を経て、95年『狂乱廿四孝』で第6回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。99年『花の下にて春死なむ』で第52回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)を受賞。2010年1月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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評価

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感想・レビュー

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KAZOO

116
北森さんの冬狐堂の最初の長編です。このシリーズの短編の方を先に読んでしまいました。どうも北森さんは長編よりも短編の方が愉しませてくれる要素が多いように感じました。こんなに簡単に「目利き殺し」に引っかかってしまうのですかね。銀座の花師兼絵画修復師にこの主人公がときたま出てきたときはもっとすごいレベルの高いイメージを抱いていたのですが。ただ途中から出てくる偽物をつくる場面は楽しめました。2023/07/12

森オサム

63
冬孤堂シリーズ1作目。徳間文庫版刊行を期に読んで見ました。古美術、贋作の世界の話は少々難しく、読むのに中々時間が掛かった。ただ、25年前の作品なのに当時の最新技術を駆使する場面が古臭く感じないのは、知識がないおかげだったかも(笑)。騙し騙されの仕掛け合いがメインですが、文体やキャラの感じは「ハードボイルド」の匂いも強かった。そう言う意味では、主人公の陶子に感情移入出来るか、が結構ポイントかな。解説にある通り「コン・ゲーム」、「ハードボイルド」、「本格ミステリ」の要素が詰め込まれており、おススメです。2021/03/25

五右衛門

61
読了。北森作品にドップリです。別シリーズです。蓮丈シリーズにも登場していた陶子さんシリーズ第1弾です。途中で仕掛けた筈なのにばれてる?仕掛けた贋作製作者が裏切る?マジっすか❗どんでん返しだ。って思いながら終盤まさかの更にどんでん返し❗ビックリしながら読み終わりました。この業界の特性+職人芸+ミステリー要素満載でこのシリーズも追いかけます。まだまだ北森作品から抜け出せそうにありません。次はどれにしようかな?神様のいう通り❗鉄砲撃ってBAN BAN BAN2021/12/19

Koji Eguchi

50
初北森は今まで読んだことないのが残念なくらい良かった。★★★。ジャンルは違うがマハを彷彿とさせる古美術に対する豊富な知識と愛情(笑)、そして贋作作成へのこだわりは驚くべき。どこまでがフィクションかわからないが、目利き殺しとか古美術の世界では贋作を掴まされたほうが悪いとか、私の常識では考えられない。30年前の事件と今の殺人と陶子の目利き殺しなどが複雑に絡み合ったミステリーは最後まで驚きの展開に付いて行くのがやっと。潮見老人の贋作作りの技法と根岸の真実を聞き出す駆引きには脱帽。陶子の快復を祝い、続編に期待。2024/12/13

geshi

35
骨董の世界の入り口から闇の深淵まで初心者の読者でも味わえるエンタメと専門性とのバランスが絶妙。罠を仕掛ける陶子・暗躍する橘董堂・殺人事件を捜査する刑事たちの3つの視点で進むストーリーに最初は戸惑ったが慣れればグイグイ読まされる。仕込みの段階で骨董市の裏側を見せる面白さがあり、裏切りや騙しあいの連続に先が全く予想できずハラハラしっぱなしだった。悪を自覚し傷つきながらも戦う姿勢を崩さない陶子の姿が格好いいわ。犯人当てのロジックも骨董の世界を知ったからこそ納得できるものになっている。2020/11/20

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