徳間文庫 危いハネムーン （新装版）

赤川 次郎【著】

徳間書店（2020/09発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 376p／高さ 15cm
• 商品コード 9784198945848
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

事件記者の浜中悠一は、七年越しの婚約者である
亜紀とついに結婚式を挙げる。
昼も夜もない因果な仕事に別れを告げ、
妻と家庭を大切にする新生活を始めようと
心に誓ったのだ。ハネムーンはドイツへ。
ところがその機上で爆弾騒ぎが起こる。
乗り合わせた浜中の遠縁の高校生・村川昌子
の活躍で事なきを得るが、
フランクフルト、ローテンブルクと
彼らの行く先で次々と事件が……。
ノンストップ傑作ミステリー！

【目次】
１　バージン・ロード
２　仲人
３　逃走
４　新しい暮し
５　出国
６　離陸
７　怪しいメモ
８　ひとこと
９　乾杯
10　ありがた迷惑
11　華やかな夜
12　くたびれた夜
13　アプショオナル・ツアー
14　城壁の黄昏
15　夜はふけて
16　木彫りの家
17　遺言
18　再会
19　嘆きの声
20　脅迫
21　真夜中
22　犠牲
23　旅立ち

内容説明

新聞記者の浜中悠一は婚約して七年。ついに同僚の室田亜紀と結婚式を挙げる。昼も夜も関係ない記者から資料室へ異動も決まり、新生活を始めようと心に誓ったのだ。ところが、ハネムーンへ向かう飛行機内で自殺騒ぎが起こる。乗り合わせた浜中の遠縁の高校生村川晶子の活躍で事なきを得るが、その後も旅先で数々の事件に巻き込まれ…記者魂に火がついた？ノンストップ傑作ミステリ！

著者等紹介

赤川次郎［アカガワジロウ］
１９４８年、福岡県生まれ。’７６年、「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第５０回吉川英治文学賞受賞。「三毛猫ホームズ」「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズなどミステリの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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[coco夏ko10角]

新聞記者の浜中は亜紀と結婚してドイツへ新婚旅行！用事のある遠縁の昌子もついてきた、しかし飛行機内でもドイツでも事件が…。キャラも展開もザ・赤川次郎といった感じで面白かった。

2021/08/10

[蕭白]

赤川次郎さんらしいお話でした。思っていた以上に楽しい時間が過ごせました。

2020/11/14

[白雪ちょこ]

今回の舞台は、記者夫婦が飛び立ったドイツ。 さすが赤川次郎さん、新婚旅行であろうとも普通に過ごさせてはくれない。 乗った飛行機では、まさかのテロに遭いそうになったり、他にも議員がらみの事件や、恋愛事情のもつれに巻き込まれたりと、てんやわんや。 登場人物も相変わらず多く、セリフのテンポ感も良く、スラスラと読み進めることができた。 最後のオチに至っては、少々拍子抜けしてしまい、いつもの通り、あっさりしているなという感じもあった。

2021/12/01

[M.kaori☂️☂️☂️🌻🌻🌻☁️☁️☁️🍒🍊🪶🍍]

人が多い家だな、いろいろ会話の展開が面白かった(*´ω｀*)赤川さんならではだな(*´ω｀*)

2020/11/30

[リリパス]

簡単に書けば、「さまざまな事情により、たまたま、同じ成田発ドイツのフランクフルト行きの飛行機に乗り込んだ8人が、奇妙な縁で、事件に巻き込まれていく・・・・」というお話。なかなか面白かったです。

2020/09/29