出版社内容情報
江戸の音が聞こえる。光がみえる。 花火で織りなす人生模様。
内容説明
突然縁談を白紙に戻されたおりよ。相手は小間物屋「近江屋」の跡取り息子。それでもおりよと父は近江屋へつまみ細工の簪を納め続けていた。おりよは悔しさを押し殺し、手に残る感覚を頼りに仕事に没頭する。どうしてあたしだけ?そもそも視力を失ったのは、あの花火のせいだった―(「闇に咲く」)。三河、甲斐、長崎、長岡、江戸を舞台に、花火が織りなす人間模様を描いた珠玉の時代小説。
著者等紹介
志川節子[シガワセツコ]
1971年島根県生まれ。早稲田大学卒業後、2003年「七転び」でオール讀物新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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