出版社内容情報
静香が結婚?美人なのに超面倒な性格で人を寄せ付けない静香のお相手はどんな人?!周囲は戸惑いながらも船上ウエディングに出席
内容説明
売られた喧嘩は買わずにいられない静香。超面倒な性格で人を寄せ付けない彼女が結婚!?戸惑いながらも招待客たちは船上結婚式に参加した。幼なじみ、美容師、結婚相談所職員、警察官、花嫁衣装フェチ―。新郎新婦の友人席についた彼らはそれぞれ複雑な想いを抱いていた。式が進行するにつれ、静香の「計画」が明らかに?予測不可能なウエディングミステリー。
著者等紹介
白河三兎[シラカワミト]
2009年『プールの底に眠る』で第42回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
相田うえお
108
★★★☆☆20005 白河三兎さん作品だ〜という期待感だけで、どんな内容なのか気にもせず読書開始!情報無しでタイトルから内容を想像するのも楽しいですからね。本作品、書き出しは船上ウエディング直前のシーンからでして、枝道に入ったり出たりしながら進んでいきます。暫くは話の方向が見えなかったんですけど中頃で「ああなるほど、こういう話になるのかぁ〜、さて、これからどうなるかな?」と、気になってくるんですよー。いや〜、ラストのヒッチャカメッチャカはびっくりでしたね。こんな事になるとはまったく予想出来なかったなぁ〜。2020/01/11
papako
73
なんとなく気になって。楽しかった!白河作品だから身構えたけど、心配なかった。すごい美人の久曽神静香と友人の佐古怜美。静香の船上結婚式から始まる。その相手が実は。。。そこからラスト!静香はただの美人じゃなかった。すごいわぁ。空の上のお仕事。うん、ほんとに楽しかった!2019/07/16
Junichi Yamaguchi
37
『美しいものは、ただただ美しい』… 自尊心が、ねじ曲がりすぎるとこうなるか⁈ こんな突飛な発想は、全く思いつかない。 流石、白河さんとでも言うべきか。。2019/07/08
おいしゃん
32
「予測不可能なウエディングミステリー」とあらすじにあったが、確かにそりゃそうだ。結婚式を迎えた主人公の新婦の、ぶっ飛んだエピソードが次々披露されるが、さすがにそんなエンディングになるとは…全く予想だにしなかった。2021/06/03
さばかん
19
愉快痛快な結婚式小説。 友人知人恩師(?)や赤の他人や変態などの視点から新婦と新郎の姿が浮かび上がってくる。 面白かった。2019/06/29




