出版社内容情報
妻子を殺した下手人を誤って斬った罪で獄に繋がれた佐久間音次郎。死罪の代わりに極悪非道の輩を成敗する役目を言い渡される。御徒衆の佐久間音次郎は、妻と子を惨殺され、下手人と思われる同僚を襲撃した。見事敵討ちを果たしたはずが、その同僚は無実だった。獄に繋がれた音次郎は死罪が執り行われるその日、囚獄・石出帯刀のもとへ引き立てられ、驚くべきことを申し渡された。「これより一度死んでしまったと思い、この帯刀に仕えよ」。極悪非道の輩どもを成敗する役目を負った音次郎の修羅の日々が始まった。
稲葉稔[イナバミノル]
著・文・その他
内容説明
御徒衆の佐久間音次郎は、妻と子を惨殺され、下手人と思われる同僚を襲撃した。見事敵討ちを果たしたはずが、その同僚は無実だった。獄に繋がれた音次郎は死罪が執り行われるその日、囚獄・石出帯刀のもとへ引き立てられ、驚くべきことを申し渡された。「これより一度死んでしまったと思い、この帯刀に仕えよ」。下された密命とは、極悪非道の輩の成敗だった。音次郎の修羅の日々が始まった。
著者等紹介
稲葉稔[イナバミノル]
1955年熊本県生まれ。脚本家・放送作家などを経て、’94年に作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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