出版社内容情報
正義とは、命とは。貧苦と闘う武士がたどり着いた真理とは。魂震える時代小説大作が待望の文庫化!宝暦十一年(一七六一)、主君を誑かす不届き者・丸屋を闇討ちせよとの密命が遠山弥吉郎に下る。弥吉郎は正義のため、そして家禄の引き上げのためにこれを受諾。しかし謀略に巻き込まれ、妻子とともに江戸へ逃げることになってしまう。並ならぬ貧苦により、武士とは何か、命とは何であるかを見つめなおす弥吉郎とその家族。そして彼らはひとつの真理に辿りつくが……。魂震える時代小説。
好村兼一[ヨシムラケンイチ]
著・文・その他
内容説明
宝暦十一年(一七六一)、主君を誑かす不届き者・丸屋を闇討ちせよとの密命が遠山弥吉郎に下る。弥吉郎は正義のため、そして家禄の引き上げのためにこれを受諾。しかし謀略に巻き込まれ、妻子とともに江戸へ逃げることになってしまう。並ならぬ貧苦により、武士とは何か、命とは何であるかを見つめなおす弥吉郎とその家族。そして彼らはひとつの真理に辿りつくが…。魂震える時代小説。
著者等紹介
好村兼一[ヨシムラケンイチ]
1949年東京都生まれ。東京大学在学中に全日本剣道連盟派遣学生指導員としてフランスに渡り、以後、フランスで剣道指導に携わる。剣道八段、パリ在住。2007年に『侍の翼』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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