出版社内容情報
発売後重版を重ねた「警視庁公安J」シリーズ第三弾。今度の敵は国家だ!エリート公安捜査官・小日向純也が巨悪に立ち向かう。中国には困窮や一人っ子政策により売られた、この世には存在しない子供〈黒孩子〉が存在する。多くの子は成人になることなく命の火を消すが、一部、兵士として英才教育を施され日本に送り込まれた男たちがいた。組織の名はブラックチェイン。人身・臓器売買、密輸、暗殺と金のために犯罪をおかすシンジケートである。キャリア公安捜査官・小日向純也が巨悪組織壊滅へと乗り出す!
鈴峯紅也[スズミネコウヤ]
ライター歴20年を誇る熟練ながら、本シリーズにて警察小説の新たな書き手としてデビュー。他に「警視庁組対特捜査K」シリーズがある。
内容説明
中国には困窮や一人っ子政策により戸籍を持たない、この世には存在しないはずの子供“黒孩子”がいる。多くの子は成人になることなく命の火を消すが、一部、兵士として英才教育を施され日本に送り込まれた男たちがいた。組織の名はブラックチェイン。人身・臓器売買、密輸、暗殺と金のために犯罪をおかすシンジケートである。キャリア公安捜査官・小日向純也が巨悪組織壊滅へと乗り出す!
著者等紹介
鈴峯紅也[スズミネコウヤ]
ライター歴20年を誇る熟練ながら、『警視庁公安J』シリーズにて警察小説の新たな書き手としてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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くたくた
38
公安J3冊目。今作、J分室はおそらくはシリーズ最大級の悲劇に見舞われる。なんてこった!いけねえよっ。(っとメイさん風に。)中国の農村部の貧困と一人っ子政策が生んだ闇、黒孩子。党内の腐敗と汚職と、人身売買、臓器売買、密漁・密輸。それらの手先に仕立てあげられた闇の子。それを利用しようとする者、糺そうとする者。深淵の縁で両方を見据える者。虚実ない交ぜでスケールも大きく、とりあえず面白い。だがしかし。シノさ〜〜〜〜ん!!(T-T)2024/04/10
み
27
えぇぇぇぇ、シノさん…、そこでなのねぇ、ふむふむ。となったので、読む順は、確かにkの2作目の先に読まない方がいいかも。次はkの3作目に行きます♪2018/04/11
ペルーサ
12
本当に黒孩子の侵食はここまであるのかな。久しぶりに泣けた場面があり驚きました。マークスマンがなかなか手に入らない。2018/11/21
ミヤッチ
10
久しぶりに読んだ『J』次は『K』の『キルワーカー』。2018/02/28
アヤ
9
カタカナ表記がなくなって、かなり読みやすくなった。キャラクター含め、もろもろに慣れてきたせいもあるのか、だいぶ楽しみながら読めた。しかし、まさかメインキャラが欠落するとは! いやーなフラグ立てっぽいと思っていたら、別の人がいなくなるとは。盛り上がるかもしれないが……そこは不変であって欲しかった。2019/03/27