徳間文庫<br> 願いながら、祈りながら

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徳間文庫
願いながら、祈りながら

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  • サイズ 文庫判/ページ数 327p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198941741
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

生徒数たったの5人。北の大地の中学分校で、彼らは青春のドアを開ける! 心洗われる最上質の学園物語。北の大地の片隅に、奇跡のようにぽつんと中学校の分校が残っていた。1年生4人と3年生1人。それほどの少人数でも、自称霊感少女もいれば、嘘つきといわれる少年もいる。そこに赴任してきたのは、やる気ゼロの新米教師。やがて彼が知ることになる少年の嘘の哀しく切ない理由とは? 迷い、うつむき、つまずきながら、進みつづける感動の青春物語。

乾ルカ[イヌイルカ]
1970年北海道生まれ。藤女子短期大学国文科卒業。2006年に短編「夏光」(なつひかり)でオール讀物新人賞を受賞してデビュー。10年『あの日にかえりたい』で第143回直木賞候補、『メグル』で第13回大藪春彦賞候補。

内容説明

まるで時の女神がうっかり回収し忘れたような。北の大地の片隅に、ぽつんとたたずむ中学分校には、一年生四人と三年生一人が学んでいた。たった五人でも、自称霊感少女もいれば嘘つきな少年もいる。そこに赴任してきたのは、やる気皆無の若い教師。けれど、やがて彼が知ることになる少年の嘘の痛ましいわけとは?ころびながら、くじけながら明日を探す、五人の青い魂の物語。

著者等紹介

乾ルカ[イヌイルカ]
1970年北海道生まれ。藤女子短期大学国文科卒業。2006年、「夏光」でオール讀物新人賞を受賞しデビュー。翌年、受賞作を含む短篇集『夏光』を上梓。10年には『あの日にかえりたい』で第143回直木賞候補、『メグル』で第13回大藪春彦賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

相田うえお

160
★★★★☆17103 「廃校先生」と設定が若干似ているのですが雰囲気は全く違います。来年廃校の中学分校に在籍する先生および生徒の話で、章毎に主役が入れ替わる構成の作品です。どの章も奥行きがあって考えさせられます。田舎という環境から生じるハンデや心の奥底にある負の部分を題材にした深い内容であるため、決して能天気に読めるようなものではありません。でも、唸りながら読ませる系ジャンルとして良作,傑作だと思います。今まで読了した乾ルカさん作品の多くが好感持てます。今後も贔屓したい作家のひとりです。2017/10/18

佐島楓

68
僻地の分校に学ぶ中学生たち。自我に目覚め、悩み苦しみ、あがきながら成長していく彼らは、けれどすがすがしい。かつての自分も、幼稚で不器用で、でも一所懸命だった。思い出しながら、ページを繰った。2016/12/09

dr2006

65
静かに良かった。過疎が進んだ北海道のとある村にある中学分校に赴任した新人教師の林と5人の生徒の成長の物語だ。投げ遣りな林、生徒達は人数の多い大きな学校の可能性に憧れ、上手く行かない自分の境遇を田舎のせいにしている。一方で教師と生徒との関係は濃やかで、低い人口密度に反し村の住人との結びつきも親く暖かい。分校はあと1年で廃校になるという現実の中、彼らがどう変わっていくのか…。丁寧な心理描写が心に響く、そして北海道の冬の描写がリアルだ。入試問題にも使われたのも頷ける。読む度に思うが、乾さんの文章が好きだ。2020/02/09

えんちゃん

64
北の大地の中学分校。1人の青年教師と5人の生徒たち。一年間を通した瑞々しい成長物語。読み始めうじうじした教師に辟易したが、それぞれ等身大の悩みに向き合う中学生たちが眩しく一気読み。願いながら、祈りながら、誰もが大人になってゆく。久松医師がこの物語の北極星のような存在で頼もしかった。2020/08/18

たるき( ´ ▽ ` )ノ

50
読み始めたら止まらなくなった。教師の思い、5人の中学生それぞれの思い、どれも尊くてまっすぐでグッとくる。『いつか』を自然と思い描けるということは、それだけでものすごいことなんだと思った。当たり前じゃない日々を大切にしていこう!2018/09/03

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