徳間文庫 チャーメインと魔法の家―ハウルの動く城〈３〉

ジョーンズ，ダイアナ・ウィン【著】〈Ｊｏｎｅｓ，Ｄｉａｎｎａ Ｗｙｎｎｅ〉/市田 泉【訳】

徳間書店（2016/04発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 411p／高さ 15cm
• 商品コード 9784198940980
• NDC分類 933
• Cコード C0197

出版社内容情報

本好きの女の子チャーメインは遠国の魔女ソフィーとともに、陰謀と戦うことに…？人気作「ハウルの動く城」シリーズ完結編。

本好きの女の子チャーメインは、魔法使いの家の留守番を頼まれた。家の扉は王宮や過去の世界など、さまざまなところに通じているらしい。魔法の本をのぞいたせいで恐ろしい魔物に出会ってしまったり、魔法使いの弟子を名乗る少年がころがりこんできたり…。やがてチャーメインは、王宮で進行している陰謀を食いとめるため、遠国の魔女ソフィーと協力することに…？　ソフィーの夫ハウルも、意外な姿で登場！「ハウルの動く城」シリーズ第三弾・完結編。

【著者紹介】
1934～2011。トールキンに師事し、英国を代表するファンタジー作家となる。作品に、スタジオジブリのアニメーション映画にもなった「ハウルの動く城」を含む「ハウルの動く城」シリーズ、「大魔法使いクレストマンシー」シリーズなど。

内容説明

一つのドアがさまざまな場所に通じている魔法使いの家で、本好きの少女チャーメインは魔法の本をのぞき、危険な魔物と出会うはめになる。やがて、遠国の魔女ソフィーや火の悪魔カルシファーと知り合ったチャーメインは、力を合わせて、危機に瀕した王国を救うことに…？英国のファンタジーの女王が贈る、宮崎駿監督作品「ハウルの動く城」原作の姉妹編。待望のシリーズ完結編！

著者等紹介

ジョーンズ，ダイアナ・ウィン［ジョーンズ，ダイアナウィン］ ［Ｊｏｎｅｓ，Ｄｉａｎｎａ　Ｗｙｎｎｅ］
１９３４～２０１１。オックスフォード大学でトールキンに師事。魔法を扱った独創的なファンタジーを数多く著し、英国を代表するファンタジー作家・ファンタジーの女王と称された

市田泉［イチダイズミ］
１９６６年石川県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒。翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[鱒子]

kindle。ハウルシリーズ最終巻。ものすごく大好きな1作目、仕掛けにアングリした2作目、それに比べて…の感は否めない本作ですが、それでも楽しくて一気読みでした。ソフィー、カルシファー、ジャマール&イカ犬の人物紹介欄だけで心ときめく！ もちろんハウルは今回も…。本作の主人公はチャーメイン、彼女が留守を預かる家は実は魔法の家で……。作者の書く人物はいつもアクが強くてイヤなところが多いのですが、チャーメインももちろんその部類。だけど好きになって応援しちゃうんですよね〜〜。

2019/05/06

[たるき( ´ ▽ ` )ﾉ]

このシリーズ、ほんと楽しいなぁ(*´∇｀*)夏の海水浴みたいな開放感と、エネルギッシュな感じが全体に満ち溢れてる。カルシファー、大活躍だね！読んで良かった(*´꒳`*)

2017/02/07

[たるき( ´ ▽ ` )ﾉ]

再読。読み終えてから表紙のイラストを改めて見て、笑ってしまった。宿なし、でかいぞ！！ハウルが旦那さんで、ソフィーは大変だろうなぁ・・・。でも幸せオーラが溢れていていい感じ♫あー楽しかった！！

2020/08/02

[たまきら]

備忘録：本が大好きな箱入り娘さんが、遠縁の魔法使いのお家で留守番することになり…。ハチャメチャな登場人物たちの楽しいこと！今回も笑いながらあっという間に読んでしまいました。しかし…ハウルはホントろくでなしだなあ。

2022/03/07

[赤い熊熊]

オッサンでも楽しめたのだから、著者の目論見は大成功です。今度の主人公は、魔法の家の留守番をする女の子チャーメイン。ハウルやソフィーはかなり最後のほうで出てくるのだけど、登場後は目まぐるしく事態が展開していき、慌ただしく大団円。楽しく読めました。荒れ地の魔女騒動の後、ソフィーがこんな風に楽しそうなその後を過ごしていたのですね。良かったです。

2018/08/30