徳間文庫 散華の太刀―織江緋之介見参〈４〉 （新装版）

上田 秀人【著】

徳間書店（2016/02発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 445p／高さ 15cm
• 商品コード 9784198940645
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

江戸城下で爆発事件が発生。首謀者はあろうことか老中。その狙いとは？　怨念渦巻く、戦慄の陰謀に緋之介が挑む。シリーズ第四弾

浅草に轟音が響きわたった。堀田家の煙硝蔵が爆発したのだ。表向きの原因は管理する職人の不手際。だが織江緋之介のもとに現れた老中阿部忠秋の家中によれば、老中格松平信綱が水面下で関与しているという。徳川光圀の命を受けて真相解明に乗り出す緋之介は、堀田家家臣らの不審な動向を目の当たりに。信綱と堀田家は何を企んでいるのか。怨念渦巻く陰謀を察した緋之介に刺客が忍び寄る。

【著者紹介】
1959年大阪府生まれ。97年に「身代わり吉右衛門」で桃園書房主催第20回小説クラブ新人賞佳作、2010年に単行本『孤闘立花宗茂』（中央公論新社）で中山義秀文学賞を受賞。主なシリーズに「将軍家見聞役元八郎」「お髷番承り候」「禁裏付雅帳」（以上、徳間文庫）、「闕所物奉行裏帳合」（中公文庫）、「勘定吟味役異聞」「御広敷用人大奥記録」（以上、光文社文庫）、「奥右筆秘帳」「百万石の留守居役」（講談社文庫）、「妾屋昼兵衛女帳面」「町奉行内与力奮闘記」（幻冬舎時代小説文庫）、「表御番医師診療禄」（角川文庫）などがある。そのほかにも『峠道　鷹の見た風景』（徳間書店）、『梟の系譜宇喜多四代』（講談社）、『鳳雛の夢』（光文社）など著書多数。

内容説明

浅草に轟音が響きわたった。堀田家の煙硝蔵が爆発したのだ。表向きの原因は管理する職人の不手際。だが織江緋之介のもとに現れた老中阿部忠秋の家中によれば、老中格松平信綱が水面下で関与しているという。徳川光圀の命を受けて真相解明に乗り出す緋之介は、堀田家家臣らの不審な動向を目の当たりに。信綱と堀田家は何を企んでいるのか。怨念渦巻く陰謀を察した緋之介に刺客が忍び寄る。人気シリーズ圧巻の第四弾！傑作剣豪小説。

著者等紹介

上田秀人［ウエダヒデト］
１９５９年、大阪府生まれ。大阪歯科大学卒業。９７年に「身代わり吉右衛門」で桃園書房主催第２０回小説クラブ新人賞佳作、２０１０年に『孤闘　立花宗茂』で中山義秀文学賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[とし]

織江緋之介見参｢散華の太刀｣4巻。松平伊豆守信綱が亡くなりましたが、かろうじて堀田備中守正俊が首1枚を残して残りましたが、阿部豊後守忠秋が頭角を現すかな留守居役格の上島常也が立ちはだかってきそうですね。

2020/07/20

[金吾]

相変わらず話が飛躍しながら進んでいます。ただ松平伊豆守が何故このような行動をするのかの理由は、具体的にどうすればいいのかがないので、正しいとは思いませんがわかりました。

2020/12/27

[パーやん]

緋介シリーズ#4。訳判らぬ展開。老中が江戸を火事で焼き払う企みとか...。片やもう一人の老中も父忠常に緋之介を討てと命じるとか。ま、真弓姫のことが気になるので#5へ^^;。

2017/07/09

[たなかか]

剣豪小説らしい話。知恵伊豆さん江戸を燃やしたらあかんですよ。 威の位　やっぱ気合か

2020/12/03

[だいゆー]

(^^

2016/02/15