徳間文庫<br> 京都はんなり暮し (新装版)

個数:
電子版価格
¥671
  • 電子版あり

徳間文庫
京都はんなり暮し (新装版)

  • 提携先に19冊在庫がございます。(2025年05月17日 23時53分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198940119
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

いま話題の歴史・時代作家が、歴史的な文献などからひもといた京都人も知らない京都の奥深い魅力の数々を紹介します。

京都の和菓子と一口で言っても、お餅屋・お菓子屋の違い、ご存知ですか? 京都生まれ京都育ち、気鋭の歴史時代作家がこっそり教える京都の姿。『枕草子』『平家物語』などの著名な書や、『鈴鹿家記』『古今名物御前菓子秘伝抄』などの貴重な資料を繙き、過去から現代における京都の奥深さを教えます。誰もが知る名所や祭事の他、地元に馴染む商店に根付く歴史は読んで愉しく、ためになる!

【著者紹介】
1977年京都府生まれ。同志社大学文学部文化史学専攻卒業、同大学院博士前期課程修了。2011年、デビュー作『孤鷹の天』で第17回中山義秀文学賞を最年少受賞。13年『満つる月の如し 仏師・定朝』で、本屋が選ぶ時代小説大賞2012ならびに第32回新田次郎文学賞を受賞。著書に『日輪の賦』(幻冬舎)『ふたり女房』『関越えの夜』(徳間書店)『夢も定かに』(中央公論新社)、エッセイ『京都はんなり暮し』(徳間文庫)、編著に『大江戸猫三昧』『犬道楽江戸草紙』『酔うて候』(いずれも徳間文庫)がある。

内容説明

京都の和菓子と一口に言っても、お餅屋・お菓子屋の違い、ご存知ですか?京都生まれ京都育ち、気鋭の歴史時代作家がこっそり教える京都の姿。『枕草子』『平家物語』などの著名な書や、『鈴鹿家記』『古今名物御前菓子秘伝抄』などの貴重な史料を繙き、過去から現代における京都の奥深さを教えます。誰もが知る名所や祭事の他、地元に馴染む商店に根付く歴史は読んで愉しく、ためになる!

目次

冬(餅と稲荷と古都の新春;千年の古都、千年の謎 ほか)
春(桜巡りに菓子巡り;花のもとにていざ勝負 ほか)
夏(鮎はいずこで食うべきぞ;祇園祭、恋愛てんやわんや ほか)
秋(学生バイトはおおわらわ;御所の細道、通りゃんせ ほか)

著者等紹介

澤田瞳子[サワダトウコ]
1977年京都府生まれ。同志社大学文学部文化史学専攻卒業、同大学院博士前期課程修了。専門は奈良仏教史。2011年、初の小説『孤鷹の天』(徳間書店)で第17回中山義秀文学賞を最年少で受賞。13年『満つる月の如し仏師・定朝』(徳間書店)で、本屋が選ぶ時代小説大賞2012(「オール讀物」誌)ならびに第32回新田次郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 3件/全3件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

クプクプ

74
京都が舞台のエッセイ集です。元々は、2008年に出版されたハードカバーを、2015年に文庫化したそうです。「鮎はいずこで食うべきぞ」に出てくる鮎や鱧(はも)の料理の描写に、私の味覚が刺激を受けました。また「東西対抗? 紅白田楽合戦」では、味噌だけでなく豆腐も京都と江戸では、異なることを知りました。澤田瞳子さんが30代の頃のエッセイで、年齢的にも尖った部分はありましたが、モノクロの写真も、ところどころ載っていて、読みやすく、面白かったです。澤田瞳子さんの小説とはひと味違う面を楽しめる一冊です。2025/03/27

HANA

67
京都生まれ京都育ちの小説家が、春夏秋冬の京都を描いたエッセイ。梅の北野天満宮と思ったら漱石とぜんざい、鴨川の鳥を描いたと思ったら春の古本市。京都の牛乳の話をしたと思いきや祭りの学生バイトと名所巡りだけではない、地に足の着いた京都が融通無碍に書かれていて京都という土地の魅力を十分に紹介している。ただ中には京都人を描いた部分や京都人としての著者の意識が見られる部分もあるのだが…何と言うかこの部分がよそさんから見たら面倒くさいものがあるなあ。京都、空気を読むのに特化しなければ生き残れない部分があると思いました。2023/03/11

ちゃちゃ

62
京都の四季折々の行事や名所が、その来歴も含めて、飾らぬ言葉(時には京言葉)で語られている。生粋の京都人である著者は、文化史学を研究されていたこともあり、確かな文献や資料に基づいた解説にも説得力があり、独自の切り口で非常に興味深い。とりわけ、京都人の人付き合いに言及された箇所は、思わず我が意を得たりという思いで読んだ。他者とのほど良い距離の保ち方、それはこの狭い京都で生きていくための智恵。歴史的に見ても常に変容し続ける逞しくも美しい都、それが京都。お越しの際に、本書を車中の友として読まれてはいかがだろうか2017/02/27

のぶ

58
とても興味深いエッセイ集だった。澤田さんが生まれて以来、京都を離れたことがない生粋の京都人だという事で、内容がとても深いものばかりだった。自分も京都は好きでしばしば訪れるが、歴史の重さが違うのでホームに降りた瞬間から、何か違う空気をいつも感じる。そんな所に住む京都人のこだわりで、自分の気になっていた事や、知らなかった事もとても丁寧に説明してくれている。澤田さんの小説は数冊しか読んだ事がないが、こういう人の描く物は信用できると思った。過去の本を探して追いかけてみたい。2017/01/06

shikashika555

54
京都在住の歴史作家、澤田瞳子さんによる京都本。 京都が好きで、でも住んではいないからそこまでは詳しくなく、かといってよくあるグルメ本観光雑誌の類では全く物足りず…という人(私だ)にピッタリのガイド本ではないか! 四季の季節ごとの行事やそれにまつわる裏事情、美味しいものなどの話を、膨大な歴史地理の知識を下敷きに語られるとても面白く興味深く そしてやや辛口の とっても充実した内容でした。 京都好き かつある程度マニアの方に超おすすめ。2022/03/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9831836
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品