出版社内容情報
大学1、2年レベルの入門マクロ・ミクロ経済学の知識がある学生を対象とした国際金融学の入門書。著者の現場での経験を生かした具体的なエピソードも豊富。
内容説明
日本銀行、IMF、BISでの豊富な実務経験を活かして書かれた、学部学生のみならず、実務家やエコノミストにも役立つ、コンパクトなテキスト。
目次
第1部 「マネーのない」世界―国際収支の基礎理論(1期間モデルと国際収支;2期間モデルと国際収支)
第2部 「マネーのある」世界―金融政策のオープン・エコノミーへの波及メカニズム(外国為替市場と金利裁定;国内マネー・マーケットと国内金利;マネー、金利、および為替レートの相互関係;金融政策をめぐる物価と為替レートの長期的関係;金融政策をめぐる為替レートと生産量の短期的関係;固定レート・レジームと金融当局による市場介入)
著者等紹介
中島善太[ナカジマゼンタ]
日本大学経済学部教授。1944年生まれ。1967年一橋大学経済学部卒業。同年、日本銀行入行。日銀在職中、外国局為替課長、鹿児島支店長などを歴任する一方、IMF為替通商局エコノミスト、BIS金融経済局次長など11年余りの海外勤務に従事。1999年茨城大学人文学部教授。2002年9月より現職
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