徳間文庫<br> 花咲家の旅

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花咲家の旅

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  • サイズ 文庫判/ページ数 317p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198940003
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

迷いも悩みも、旅しているときだけは、忘れよう。植物と話せる家族の旅 シリーズ第三弾!

つかの間千草苑を離れ、亡き妻との思い出のある地へと旅立つ祖父の木太郎。黄昏時、波打ち際に佇む彼に囁きかけるものは(「浜辺にて」)。若さ故の迷いから、将来を見失ったりら子が、古い楠の群れに守られた山で、奇妙な運命を辿った親戚と出会う(「鎮守の森」)。ひとと花。緑たちの思いが交錯する物語。花咲家のひとびとが存在するとき、そこに優しい奇跡が起きる。書下し連作短篇全六話。

【著者紹介】
93年『ちいさいえりちゃん』で毎日童話新人賞最優秀賞と第4回椋鳩十児童文学賞を受賞。主な作品として『シェーラひめのぼうけん』『新シェーラひめのぼうけん』シリーズ『風の丘のルルー』シリーズ『コンビニたそがれ堂』シリーズ『はるかな空の東』等。近著に『かなりや荘浪漫』『コンビニたそがれ堂 セレクション』がある。

内容説明

つかの間千草苑を離れ、亡き妻との思い出のある地へと旅立つ祖父の木太郎。黄昏時、波打ち際に佇む彼に囁きかけるものは(「浜辺にて」)。若さ故の迷いから、将来を見失ったりら子が、古い楠の群れに守られた山で、奇妙な運命を辿った親戚と出会う(「鎮守の森」)。ひとと花、植物たちの思いが交錯する物語。花咲家のひとびとが存在するとき、そこに優しい奇跡が起きる。書下し連作短篇全六話。

著者等紹介

村山早紀[ムラヤマサキ]
1963年長崎県生まれ。『ちいさいえりちゃん』で毎日童話新人賞最優秀賞受賞、同作品で第四回椋鳩十児童文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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さてさて

179
『ただ車窓を見つめ、目的地に向かう電車と一心同体になって、揺られていればいい』という『旅』の時間は、私たちに『迷っていることも悩んでいることも、忘れていられる』という時間を提供してくれる機会だと思います。そして、そんな時間は『自分はどう生きていきたかったのか、夢は何だったのか』と、今の自分をゆっくりと見つめる時間を与えてくれるものなのかもしれません。『旅』をテーマにしたこの作品。”花咲家シリーズ”の一作として、植物たちの語らいを聞き、植物たちに優しく語りかける花咲家の人々の姿が強く印象に残った作品でした。2022/05/11

SJW

106
花咲家の5人と1匹の旅にまつわる6話の連作短編。祖父の木太郎は亡き妻との思いでの地に旅して、草花に助けられて思い出に浸たる。白猫の白雪はトラックの上でしがみついているうちに見知らぬ山に連れていかれて、不思議な家にお世話になる。人と草花の優しい奇跡を描く大人の童話にほっこりさせてくれる。2021/04/18

ひめありす@灯れ松明の火

101
遠く、近く、懐かしみの所、はじめましての所、あてどころのない時、目標を見定めた時、十分に用意して、不意に始まって、誰かと、独りで、何処かに行きたくて、此処には居たくなくて。旅の理由はいつもそれぞれ。日常は小さな旅の繰り返し。下手糞な歩みがぐるぐる同じ所を歩いている様に思えても、繋がっていない未来なんてない。地球が少しだけまわっているから、違う所へ歩けているんだ。安心してどこへ行ってもいい。優しいあの街はきっといち早く風の便りを聞き分けてくれる。帰るべき目印になる、大きな樹だってある。bon boyage!2016/06/04

とし

91
今回は花咲家の人々の個々のそれぞれの旅のお話、猫の小雪も小さな旅に、優しい、暖かく、少し切なく悲しく、ほんわかとさせてもらいました。 2016/07/10

hirune

88
魔法使いやら妖やら妖精、超能力者、未来人とかいろいろな存在がいる風早の町ですが、ついに宇宙からの訪問者まで…迷子の小雪が無事帰れて良かった〜ハラハラしました(*^^*)お父さんの思い出話の、危機一髪を救ってくれた演歌のような歌を合唱している義理と人情に燃えた昆布たちが楽しくて、大好きですよ(笑)植物の声を聞ける不思議な花咲家の人々の様々な旅のお話し。今回もとても優しい物語でした☆2015/12/14

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