出版社内容情報
迷いも悩みも、旅しているときだけは、忘れよう。植物と話せる家族の旅 シリーズ第三弾!
つかの間千草苑を離れ、亡き妻との思い出のある地へと旅立つ祖父の木太郎。黄昏時、波打ち際に佇む彼に囁きかけるものは(「浜辺にて」)。若さ故の迷いから、将来を見失ったりら子が、古い楠の群れに守られた山で、奇妙な運命を辿った親戚と出会う(「鎮守の森」)。ひとと花。緑たちの思いが交錯する物語。花咲家のひとびとが存在するとき、そこに優しい奇跡が起きる。書下し連作短篇全六話。
【著者紹介】
93年『ちいさいえりちゃん』で毎日童話新人賞最優秀賞と第4回椋鳩十児童文学賞を受賞。主な作品として『シェーラひめのぼうけん』『新シェーラひめのぼうけん』シリーズ『風の丘のルルー』シリーズ『コンビニたそがれ堂』シリーズ『はるかな空の東』等。近著に『かなりや荘浪漫』『コンビニたそがれ堂 セレクション』がある。
内容説明
つかの間千草苑を離れ、亡き妻との思い出のある地へと旅立つ祖父の木太郎。黄昏時、波打ち際に佇む彼に囁きかけるものは(「浜辺にて」)。若さ故の迷いから、将来を見失ったりら子が、古い楠の群れに守られた山で、奇妙な運命を辿った親戚と出会う(「鎮守の森」)。ひとと花、植物たちの思いが交錯する物語。花咲家のひとびとが存在するとき、そこに優しい奇跡が起きる。書下し連作短篇全六話。
著者等紹介
村山早紀[ムラヤマサキ]
1963年長崎県生まれ。『ちいさいえりちゃん』で毎日童話新人賞最優秀賞受賞、同作品で第四回椋鳩十児童文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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