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徳間文庫
「金太郎伝説」追跡ルート―警視庁山遭対・梓穂の登山手帳

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  • サイズ 文庫判/ページ数 281p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198939014
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

トッカン娘と空気の読めない男が山岳がらみの難事件を解決。日本初?の書下しトレッキング・ミステリー!

警視庁山岳遭難対策課、通称「山遭対」。片桐梓穂は、情報収集が主な任務だったが、パソコン遠隔操作事件の捜査にかり出された。不敵な犯人は〈金太郎ゆかりの山に犯罪に関する記憶媒体を埋めた〉という。幼馴染で少捜査支援分析センターに勤める、天才だが人の気持ちが分からない朝比奈和巳を巻き込んで、金太郎ゆかりの山々を登る、梓穂の日々が始まった。新感覚山岳ミステリー!

【著者紹介】
1967年年静岡県生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、2003年に『セカンド・サイト』にてサントリーミステリー大賞大賞を受賞しデビュー。著書に『クロス・ゲーム』『ロンド・カプリチオーソ』『あがない』『想い火』など。

内容説明

警視庁山岳遭難対策課、通称「山遭対」。片桐梓穂は、情報収集が主な任務だったが、パソコン遠隔操作事件の捜査にかり出された。不敵な犯人は“金太郎ゆかりの山に犯罪に関する記憶媒体を埋めた”という。幼馴染で捜査支援分析センターに勤める、天才だが人の気持ちが分からない朝比奈和巳を巻き込んで、金太郎ゆかりの山々を登る、梓穂の日々が始まった。新感覚山岳ミステリー!

著者等紹介

中野順一[ナカノジュンイチ]
1967年、静岡県浜松市生まれ。早稲田大学教育学部卒。2003年、『セカンド・サイト』(文藝春秋)で第20回サントリーミステリー大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yamakujira

2
遠隔操作事件にインスパイアされたミステリ。山岳ミステリーと書いた帯に惹かれたけれど、雪煙舞う稜線での死闘みたいなサスペンス要素は皆無だ。和巳が言う通り「人を殺したわけでも、傷つけたわけでも、金品を強奪したわけもなない」事件だからね。手がかりを金太郎ゆかりの山の山頂付近に埋めたという犯人からのメッセージを受けて、警視庁生活安全部山岳遭難対策課の片桐梓穂が捜索に向かう。金時山、南木曽岳と登っても見つからない手がかりはどこに埋められたのか。金太郎伝説の蘊蓄がなかなかおもしろかったな。 (★★★☆☆)2015/04/16

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