徳間文庫<br> ジパング大乱 伊達・上杉決起す!

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徳間文庫
ジパング大乱 伊達・上杉決起す!

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  • サイズ 文庫判/ページ数 269p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198938680
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

上杉景勝の重臣直江兼続は支倉常長の言に驚愕した。関ヶ原で西軍壊滅の報に接した中、伊達政宗からの使者が申し出た策とは?

関ヶ原で槍を振るう武将たちの影で、密かに北から東を狙う武将たちがいた。「奥州人を田舎者扱い、蝦夷と呼び、あまつさえ蛮夷を討つ役職征夷大将軍とは笑止千万。奥州より兵を起こして天下統一すれば、ふざけた地位も必要なくなるし、朝廷より征夷大将軍を賜る必要もない」伊達政宗は、奥州人の意地を見せんと家康を打倒の旗印を掲げた! 上杉景勝、直江兼続らと合従連衡、猛将知将らの猛威蛮勇と権謀術数が入り乱れる、仮想戦国合戦小説!

【著者紹介】
1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年、英国ロンドンに渡り、現地発行日本語新聞『英国ニュースダイジェスト』の記者となる。日本のメディアにも寄稿を続け、1989年には『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆で中心的な役割を果たす。1993年に帰国して以降は、フリーで執筆活動に専念している。英国史・ヨーロッパ史から軍事問題、日本国憲法、サッカーに至るまで、幅広いテーマで執筆している。また、ノンフィクションとフィクション、どちらもこなせる。2013年10月には、作家・ジャーナリスト「林信吾の地球に優しいブログ」http://ameblo.jp/gojibujiを開設した。

内容説明

上杉謙信の嫡子景勝の重臣直江兼続は、伊達政宗からの使者の口上に我が耳を疑った。東軍に与していたはずの伊達が、関東攻略に打って出る、ついては上杉・直江との同盟を結びたいと驚愕の申し出をしたのだ。この日、関ヶ原では天下分け目の激戦で東軍が圧勝、西軍は壊走した。その報を受けて、伊達政宗が腹をくくったのだ。奥州が連合して関東を制する―ここから歴史の大転換が始まる!

著者等紹介

林信吾[ハヤシシンゴ]
1958年、東京生まれ。1983年より10年間、英国ロンドンに在住。現地発行日本語新聞の記者などを経て、作家・ジャーナリストとなる。ヨーロッパ事情から歴史、軍事、サッカーまで幅広いテーマで執筆し、著書多数。少林寺拳法五段(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

酔拳2

32
歴史にもしもはない、と言うのがセオリーだが、本書は伊達、上杉連合が徳川にケンカを売ったら、というもしも歴史ファンタジー、なのかな?と言うのも本書では関ヶ原の合戦のあらましの紹介で大体終わる。でも、牢人とは、とか、三兵法とか、知識の浅い歴史ファンにいろんな蘊蓄を説明してくれて面白い。よし、次巻!2022/05/03

sin

10
歴史if物です! 関ヶ原戦直後に、伊達と上杉が手を結び徳川に挑む形で始まります。巻数表示が無いのですが、連続物の1巻でした。はてさてどこまで続くのだろうか。 戦場の描写が細かい感じで漫画センゴクを思わせる。 まだ序章のような展開なので、続きを早く読みたくなります。2014/08/25

シン

7
大変面白かったです。一気読みしました。歴史ifでありながら、関ケ原合戦の背景、動きなど史実に基づいた展開だったこの巻ですが、いよいよ歴史ifの話が次巻から本格的に展開されていくようなので、楽しみです。2015/02/01

Akira Katuta

6
関ヶ原合戦の後に伊達政宗か発起して上杉景勝と直江兼続に奥州連合を呼びかける。徳川家康を叩いて、奥州武士が関八州を征圧する。という仮想戦国モノだと言うことで読み進めたけど、ほぼ関ヶ原合戦の話だけ。各大名の経緯をそれぞれ説明してくれるので、分かり易いけど仮想戦国モノじゃないじゃん!って読み終えたら第一巻なのね。。。2014/08/21

yamakujira

5
歴史の「if」を楽しむフィクションなんだけれど、最後に佐竹、伊達、上杉連合軍が宇都宮城を囲んで終わり。ここまで伊達と上杉の密談があるだけで、関ヶ原の戦いは史実通りに描かれてるし、創作部分がほとんどないなぁ、と思ったら、次巻に続くみたいだね。奥州連合軍が関東を制圧して、毛利宇喜多が逆襲、前田真田が側面を衝き、東軍の豊臣系が離反していく、なんて展開になりそうだな。歴史を改竄した作り話をどこまで割りきって楽しめるか、読者の遊び心を試されてるような時代小説だ。 (★★☆☆☆)2016/08/31

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